ナイフを入れれば半熟卵がトロリとこぼれ、濃厚なチーズと絡んで深いコクに
昭和レトロの雰囲気
国貿広場ビル2階の飲食街にある「横丁酒場」。
軒先に揺れる赤ちょうちんが、古き良き時代の日本を彷彿とさせる。
全50席のこぢんまりとした店内は、赤色灯の暖かい色合いと相まって、レトロな雰囲気。
天井には、〝国鉄・新宿駅〟の看板が掲げられる。
しかしここは中国、オススメの1杯は18年物の「紹興酒」(200元/720㍉)だ。
飲み口がスッキリとしているので、冷やしたものを景気良くクイッといこう。
また、壁に貼られた「手作りハンバーグ」(通常48元)のポップが目を引く。
ボリューム満点の肉に、トロトロのチーズ、目玉焼きが乗って、舌も胃袋も大満足。
16種類の温野菜料理
今回のゴチは、「特製鶏そぼろ釜飯」(通常40元)が半額の20元で味わえる。
醤油ベースの薄味で、ほっこりとしたおふくろの味だ。
さらに、食生活の偏りがちなビジネスマンを労わって、
16種類の「温野菜料理」を用意。変わり種の「ガドガドサラダ」(25元)は、
甘辛いピーナッツソースをかけて食べる。
唐揚げと冷奴の「鶏肉と豆腐のゴマサラダ」(38元)は、肉と野菜をバランスよく摂れると好評だ。
時代の流れに疲れたら、レトロなお店で癒されよう。
☞info
住所: 深セン市羅湖区南湖路3007号国貿広場夢楽園美食城230号
TEL: 134-1877-8045
TEL: 137-2376-2112
席数: 50席
予算: 130~180元
営業時間: 17時半~23時
~広東ジャピオン2013年8月19日号