春節の交通制限期間終了

広州の旅行客は昨年の半分

　広州日報は、３月８日（月）、１月28日（木）から40日間続いた２０２１年の春運（旧正月にかけて交通量が増える現象）が終了したと報道。春運期間、広州地区を訪れた旅行客数は延べ約２万７０００万人（最後の１日は予測数）で、新型コロナウイルス感染症発生前の２０１９年と比べ、47・１％も減少した。

今年の春運は、新型コロナウイルス感染症の感染防止に伴い、政府が広州で過ごすよう呼び掛けたため、帰省客が大幅に減少。一方、広州市は春運に向けて、旅行客の安全保障に努めた。

春運業務の第一線に従事した人数は約３万５０００人。毎週１回のＰＣＲ検査を実施し、３％の公共交通機関の従業員に対しては、ランダムでＰＣＲ検査を計５回も行ったという。また、交通運輸業界では、市衛生健康委員会ガイドラインに基づき、約11万人にワクチンを接種を行ったという。（３月９日）

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佛山新空港

建設候補地決定

　佛山市の朱偉市長は３月８日（月）、中国民用航空局と佛山新空港の建設予定地を佛山市高明区更合北にすることで同意したと発表。建設計画は２０１３年に開始。短期建設目標は２０３５年で年間利用者目標数は延べ３０００万人、長期建設目標は２０５０年で年間利用者目標数は延べ６０００万人を予定しているという。

建設予定地の更合北は佛山市西部で、市中心から56㌔、白雲空港からは直線距離で95㌔の場所に位置。佛山新空港は国内外の旅客輸送を増やし、広州白雲空港と共に国際航空ハブの地位を確立すると期待され、また、粤港澳大湾区（グレーターベイエリア）の発展にも大きく寄与するとも考えられている（３月９日）

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電子営業許可証と電子印章

深センで運用開始

　深セン市では電子営業許可証と電子印章の申請アプリ「ｉ深セン」の運用が開始。新規登録や情報変更をした会社は、経営者がスマホ登録と顔認証を行うことで電子営業許可証と電子印章をオンラインで取得できるという。

電子印章システムは１月20日（水）のサイト開設以来、すでに２万７５２４社が新規登録を実施。３月５日（水）の正式発行後は一日平均４００社以上が電子印章を取得しているという。３月９日（火）に同アプリを利用した劉氏は「10分足らずで手続きが完了。費用も無料でとても便利だ」と言っていた。（３月10日）

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深セン市で花展開催

様々な植物を鑑賞

　深セン晩報によると、深セン市で３月20日～29日（月）まで、「２０２１粤港澳大湾区（グレーターベイエリア）深セン花展」を開催。期間中は市内に深セン国際園林花卉博覧園展示場が増設。福田区、羅湖区、南山区の人気商圏では、特別展示エリアが設けられるという。

同展のテーマは「深深的愛」。展示エリアは合計７万１０００㎡に達し、世界19カ国、435の団体が参加。１０００余りの植物を展示するという。

また期間中は、植物の展示だけでなく、「公園都市フォーラム」や「青少年芸術絵画展」など、様々なイベントを実施。さらに、５Ｇ技術を駆使したイベントも行うという。（３月９日）

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検温ロボットの登場

深センの地下鉄で

深セン晩報によると、港鉄（深セン）公司が最近、地下鉄４号線梅林駅と清湖駅で試験的に検温スマートロボットを設置。赤外線５㍍以内での高速検温が可能であることを実践した。

現在、新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、公共交通機関では、乗客の検温が日常化している。同公司の関係者は「これまで乗客の検温は同社スタッフが行っていたが、この作業は人件費が増加するだけでなく、新型コロナウイルス感染症の感染リスクが高いと問題視されていた。検温スマートロボットは一度に５～８人の乗客を検温でき、感染リスクがない。導入されると、安全検査の効率がより一層上がるであろう。」と語っていた。（３月10日）