今週のローカルニュースを紹介

屋外の無料スマートジム

年末までに80余り設置予定

 深セン市では最近、福田区、南山区、羅湖区、龍華区などの各大規模公園に、20余りの屋外スマートジムを設置。さらに市内公園の13カ所、が校内の3カ所、住宅区の1カ所を無料公開した。深セン市では近年このような屋外設置型のスマート運動設備が60カ所近く建設され、現在も20カ所余りが建設中である。

昨年10月、深セン初の屋外スマートジムが蓮花山公園に建設され、終日無料で市民開放されると、半年で10万人近くが登録、累計延べ90万人が利用した。

今年2月、市は「全民健康実施プラン(2022~25年)」を発表し、デジタル化された屋外運動施設の建設と300を超える運動器材設置を掲げた。屋外スマートジムでは、プロアスリートのトレーニングやリハビリ結果を応用し、AIやビッグデータ等の技術を集結。体力測定やトレーニングセンターを開設し、専門的で個別化された運動を目指すという。(10月24日)


地下鉄12号線

年内開通の見通し

 深セン地下鉄集団は最近、建設中の地下鉄12号線で消防許可が下りたと公表。20の乗換駅(長期計画含む)を有する地下鉄として、12号線は年内に開通予定である。

地下鉄12号線は、南は「東炮台」駅から、北は「海上田園東」駅まで運行。蛇口自由貿易区、南山中心エリア、宝安中心エリア、西郷エリア、空港東エリア、福永エリア、大空港および会展などの各エリアを南北に突き抜け、深セン市西部の発展軸における地下鉄基幹路線となる。全長は40・56㌔で、計33駅に停車する。地下鉄1、2、5、9、11、20号線への乗換が可能で、将来的にはより多くの乗換路線建の設計画がある。また、12号線は全線自動運転される。(10月20日)


無人自動運転バス

黄埔区生物島でテスト走行

 広州バス集団三分公司は最近、自動運転バスの新路線を開設し、乗客を乗せた走行テストを実施した。

現在、同社の自動走行バスルートは生物島地下鉄官洲駅環状線01と02、広州タワー西駅環状線の3路線がある。今回のテストコースは02路線で、停車駅には地下鉄「官洲駅総」駅、「星漢大道」駅、「螺旋三路(益善医学)」駅、「螺旋一路(百済神州)」駅がある。路線の長さは6㌔、始発は8時、最終は平日21時、祝休日20時となる。乗車券は微信で「智聯巴士」と検索し、小程序で購入。テスト期間は無料体験できる。(10月19日)


港珠澳大橋が開通4年

使用車輌数、年々増加

 中国香港、中国マカオ、珠海を結ぶ港珠澳大橋が今年の10月23日(日)で、正式開通して4年となった。これまで、同大橋を経由し、輸送された輸出入貨物の総額は4700億元を超え、中国香港、中国マカオおよび珠江デルタエリアの経済発展に大きく寄与しているという。

同大橋は中国香港と珠海市を45分で移動することに可能。「貿易や金融、物流、観光の面で広東省、中国香港、中国マカオの連携をさらに強化してきた」と関係者は話している。2021年、同大橋の検査所を通行した車輌数は昨年比83・8%増の168万台。中でも貨物車輌の増加が大きく、2021年平均通過車輌数は開通当初の十数倍となったという。(10月24日)


広東省の可処分所得

13年に比べ2万元増

広東省統計局は最近、2021年の広東省可処分所得(給与や賞与などの個人所得から、支払い義務のある税金や社会保険料などを差し引いて残った金額)」を発表。同発表によると、21年広東省住民一人当たりの可処分所得4万4993元で、13年より2万1572元も増加していることが判明した。また同発表では、都市エリア住民の一人当たり可処分所得も報告。同発表によると、21年の可処分所得は5万4854元で、13年より2万5317元も増加した。

一方、消費水準も著しく向上し、21年の広東省住民の一人当たり消費支出は3万1589元で13年に比べ1万4168元も増加した。(10月21日)

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