今週の広東ローカルニュース

広州のハローステーション
柔軟な乗降車が可能
広州日報によると、今年8月31日までに広州市内で、好きな場所で乗降車が可能である簡易バス乗り場「ハローステーション(招呼駅)」が25駅設置されたと報道。これまで都市間のみ運行であったが、今後は市内間でも運行しているという。
関係者によると、ハローステーションは従来のバス停と比べて、ハード面の要求がそれほど高くなく柔軟に設置が可能でコストを抑えることができるという。また、乗客が自由に乗り降りできることから、運行コースも変更しやすく、運行効率を最大限に上昇させることができる。
ハローステーションは有人窓口はなく、乗車券は「如約城際巴士」公式アカウントからオンラインで購入。バスの駅到着予定時刻はオンラインで確認できる。またステーション内では荷物検査、実名登録、コロナ対策などが厳格に行われているという。(10月19日)


広交会が終了
オンラインも盛況
広州市で開催されていた「第130回中国輸出入商品交易会(広交会)」が、10月19日(火)、オンラインとオフライン共に無事に閉幕した。
今回の広交会では、228の国や地域から37万8000人のバイヤーがオンライン登録し、成約数も安定的に増加。オンライン参加企業は2万6000社で、累計287万3900万の商品が掲載された。一方、オフラインで参加した企業は7795社で、会場を訪れた人の数は延べ60万人であった。
会場では今年初めて「郷村振興特色商品展示区」の展示ブースが設けられ、オンラインサイトでは村おこし特区企業の特色商品3万9600点が紹介された。今年の広交会輸出商品デザイン賞には、943企業、1972商品が選ばれた。(10月20日)


コーヒー愛飲者調査
スタバ人気63・89%が選択
深セン商報と読創が10月17日(日)、深セン市のコーヒー消費者1万人を対象に調査を実施。消費金額は月300元以上、来店者の64・31%が社交目的であることがわかった。
報告によると、半数以上がコーヒー愛飲歴2年以上で、1年超が7割を超えていた。頻度は年齢と共に増加し、45歳以降は低下に転じた。月の消費量は18歳以下3・81杯、18~25歳4・04杯、26~35歳4・63杯、36~45歳4・56杯、45歳以上は4・13杯だった。また、44・95%の人が14~18時に飲むと回答した。(10月18日)


広州ショッピング祭典
2000万人が来訪

広州日報は、9月29日(水)に開幕した「広州国際ショッピングフェスティバル(広州国際購物節)」の期間が半分を経過したと報道。天河路一帯の消費は、通常以上に活発化しているという。
広州国際ショッピングフェスティバルとは天河路体育中心エリアを中心に行うショッピングの祭典。約4000軒にも上るショップが参加し、様々なイベントを行っているという。
関係者によると、同ショッピングフェスティバル期間中、天河路のショッピングエリアには約2000万人の人が来訪。とりわけ国慶節の来訪者は多く、1367万人の来訪者を記録したという。
(10月20日)


第三季深セン道路状況
おおむね良好と判断 深セン市交通運輸局は10月15日(水)に「2021年第三季深セン道路交通運行状況報告」を発表。同報告によると、第三季度(7月~9月)の深セン市道路交通事情は良好で、朝晩の通勤ラッシュ時における車の平均時速は約25㌔で、「徐行レベル」の道路交通状態になっていたという。
同局の関係者によると、新型コロナウイルス感染症の状況が好転し、通勤と通学の人口が増加し、第三季は第二季(4月~6月)に比べ、通勤ラッシュ時は混雑の様相を見せた。しかし、南坪快速線の開通や沙河西路の快速化により主線および沿線道路の道路交通事情の環境が大幅に改善されたという。(10月18日)

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