今週の広東ローカルニュースを紹介

無人自動車開放道路を発表
宝安、南山、福田区で試験
深セン市交通運輸局は最近、自動運転車テスト走行の第4弾目プランを発表。同プランによるとテスト走行可能となる道路が宝安区、南山区、福田区にも設定され、その総距離は約129・89㌔となっているという。
現在、テスト走行可能道路の中で、宝安区が総距離79・39㌔と最長。燕羅エリア、宝中エリア、宝安中心から深セン宝安国際空港および国際会展センターへ通ずる道路が対象となる。関係者の話によると「宝安区は深セン市がスマート車産業の発展を積極的に推し進めているエリア。今回設定されたテスト道路周辺はスマート車産業に関連した企業などが集まるエリアで、自動運転車の開発に力を注いでいる」と話していた。
また南山区は後海エリアと蛇口エリアに設置され、福田区は中心エリアの皇岡路、新洲路などに設定されているという。(8月30日)


深センEC商品
パリに3日間で到着
深セン宝安国際空港と越境EC物流大手の雲途物流が8月27日(日)、、共同で提携調印式と路線就航イベントを開催。雲途物流は国内初の国際航空センターを同国際空港に完成させ、同時に深センーパリ間の貨物専用路線を週6便で運航させる。これにより同国際空港から空輸される越境EC商品は、最速3日でフランスの消費者に届けられるという。
今年に入ってから、深セン宝安国際空港はすでに10本の国際貨物輸送航路が新たに開設。パリ、リエージュ、ロンドン、サンパウロ、ダバオ、テルアビブ、リヤドへ7本の越境EC専用路線も開通し、今年前半7カ月の業務量は昨年の2倍になったという。


広汕高鉄が試運転
開通後汕尾まで1時間内に
中国版新幹線「高鉄」のG55302便が8月29日(火)10時、「広州新塘」駅を出発し、50分後に「汕尾駅」に到着。これにより広汕高鉄は車輌試運転の段階に入り、間もなく全線開通する運びとなった。
広汕高鉄は「甬広高鉄(寧波ー広州)」の一部区間で全長202㌔。設定時速は350㌔で「新塘」から出発し「増城」、「羅浮山」、「博羅」、「恵州南」、「恵東」、「深仙」の駅を通り、約1時間ほどで「汕尾」駅に到着。現在は「新塘」と「汕尾」の2駅のみがあり、ほかの6駅は新設されるという。(8月29日)


BYD新車販売数
世界トップ10入り

中国の大手EVメーカー「BYD(比亜迪)」は最近、「2023年中間業績報告書」を発表。同発表によると、2023年上半期、BYD累計販売台数は125万台を突破し、世界新車販売台数ランキングで初めてトップ10にランクインした。
BYDの統計によると、1月から7月の海外販売台数は9万2400台を突破。BYDの「ATTO 3」は7月タイ、シンガポール、イスラエルなど多くの国で人気を集め、現在の販売エリアは世界6大陸、70以上の国と地域に広がり、400都市を超えているという。
現在BYDは様々なニーズに応じたタイプの車を販売し、世界各国の消費者から支持を集めている。(9月1日)


ファウェイ最新機種
3日より販売開始

中国の通信機器最大手メーカー「ファウェイ(華為)」は9月3日(日)、最新スマートフォン「ファーウェイ Mate60Pro」の販売を開始。当日、深セン市のファウェイストアは、製品の受け取りを求める多くの予約客で賑わっていたという。
ファウェイの最新スマートフォン購入者は「ファウェイの次世代Mateシリーズの発売日を今か今かと心待ちにしていた。ファウェイ製品はどれもクオリティが高いので最新機種にも大きな期待をよせている」と興奮気味で話してくれた。ファーウェイ Mate60Proは現在、ひとり1台しか購入できす、購入の際は身分証明書の提示をしなくてはいけないという。(9月4日)

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