今週の広東ローカルニュースを紹介

サイクリング人気

高級自転車の売上伸長

広州日報によると、広州では最近サイクリングブームが到来。日没後の大学城、二沙島、臨江大道ではヘルメット、アイグラス、専用ウェアに身を包み、サイクリングをしながら風景を楽しむ人が多くなっている。またSNSでは、多くの人が自身の自転車装備や走行ルートを投稿し、「サイクリング」がホットなハッシュタグの1つとなっている。

自転車愛好家および市内自転車販売店は「コロナ禍で、サイクリングは運動、リフレッシュなど、多くの役割を果たすようになった」と回答。現在多くの販売店で自転車の売上が好調で、一部では1万元以上の高級自転車で、在庫不足しているという。

23歳の蔡氏は、今年初めにSNSを通じてサイクリングに興味を持ち、3カ月ほど前に愛好家グループに加入。大学城は人や車、交差点が少なく、自転車走行に適しているという。(8月17日)


深セン交響楽団

設立40周年

 深セン晩報によると今年、深セン交響楽団は設立40周年を迎えた。同交響楽団は40周年記念公演として、8月26日(金)20時、深セン音楽ホールで「深セン交響楽団2022―2023音楽フェスティバル開幕音楽会」を開催した。

開幕音楽会では、深セン交響楽団主任音楽総監督の張氏と現音楽総監督の林氏が、バッハの「G線上のマリア」とマーラーの「交響曲第5番嬰5番ハ短調」、クラシック名曲2作の共同指揮をとる。

また同交響楽団は記念公演のほかにも、40周年特別プログラムとして多彩なイベントを用意。「2022深センモーツァルト音楽ウィーク開幕音楽会」等が開催されるという。(8月17日)


交通取り締まり強化

酒気帯び、電動車集中検問

 広州市では8月12日(金)~14日(日)にかけて、交通違反集中取締りを実施。交通警察は、220カ所に検問所を設置。検問で酒気帯運転が285件、そのほかの違反行為は1万7000件余りも発見された。

交通警察は飲酒事故多発現場を重点的に監視。酒場やKTVなどを見回り、主要道路、高速道出入口などで酒気帯び運転が行われていないかを確認していた。また今回の集中取り締まりで、電動車(モーターバイクを含む)の交通違反が8630件にも上り、今後も取締りを強化していくと関係者は話していた。(8月18日)


バスでデジタル人民元

8月19日より運用

 広州日報によると、8月19日(金)より、広州市公共バスの観光1線、62路、107路など計10路線で、デジタル人民元での運賃支払いが可能になったという。

現在、広州市ではデジタル人民元のテスト運用を行っており、今回テストの一環として、公共バスで使用できるようになった。また8月20日(土)~27日(土)のテスト期間を経て、8月28日(日)から白雲山風景区、雲台花園、石門国家森林公園、中山紀念堂、広州動物園など、人気の公園やスポットでもデジタル人民元の使用が可能となり、入場料や園内ショップでの商品購入などにデジタル人民元が使えるようになったという。(8月19日)


現在の中国玩具市場

1000億元を超える

深セン晩報によると、8月20日(土)、深セン国際会展中心で開催されていた「第34回国際玩具及び教育産品展覧会」が無事閉幕。14000余りの玩具メーカーが参加し、10万にも上る新商品が全世界に向けて紹介されたという。

現在中国は世界第2位となる玩具市場に成長。関係者によると「中国では子ども1人当たりのおもちゃ消費水準は高くないが、購買者数が圧倒的に多く、2021年の玩具消費額は1000億元を超える大マーケットとなっている。また、中国おもちゃメーカーの技術革新も目覚ましく、世界のメーカーとの競争にも負けない力をつけてきている」と話していた。(8月22日)

 

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