今週の広東ローカルニュースを紹介

小漠国際物流港、記録更新

BYD新エネ車1580台

 小漠国際物流港で9月4日(月)、BYDの新エネ電動自動車「DOLPHIN(比亜迪海豚)」1580台の積載が完了。出航予定は7日後で「長達隆」号がタイのリンチャバン港へ到着する。同港から単独傭船方式で新エネ車を輸出するのは初めてのことで、1回あたりの新エネ車出荷台数が開港以来最大を記録した。

同港は昨年末の開港以来、新エネ車輸出に力を入れ、華南地区の自動車貿易の主力ハブ港を目指している。今年1月~7月の中国新エネ車の売上は452万6000台で、その内海外での販売数は63万台を突破。深セン市交通運輸局深汕管理局は小漠国際物流港と共に武漢、抏州、長沙などへの自動車出荷業務を開拓し、自動車輸出の増加を図る。また、顧客への集荷、予約、通関申告、保管~荷積作業まで一連のサービスを便利に提供し、全面的な運輸効率を向上させるという。(9月6日)


広州マラソン

9月25日申込締切

 「2023広州マラソン」の申込が9月5日(火)10時から開始。申込締切は9月25日(月)17時まで。コースはフル(42・195㌔)とハーフ(21・0975㌔)の2つで、参加人数は合計3万人となる。

申込受付開始後12時間で応募者数はすでに10万人に迫り、今大会は抽選で参加者を決定。当選結果は10月中旬の発表を予定しており、大会は12月10日(日)に開催される。出発地点は天河体育中心で、フルマラソンの開始時刻は7時半、ゴール地点は花城広場。ハーフマラソンの開始時刻は8時、ゴール地点は広交会展館(A区北広場となる。

広州マラソンは2012年に初めて開催され、今年は10回目の実施となる。(9月5日)


LEGO活動センター

資金不足で営業停止

 LEGO活動中心広州時代広場店は9月4日(月)早朝、公式アカウントで営業停止公告を発表。会社の資金不足により、広州時代広場STEAM全能発展中心(現LEGO活動中心)が即日営業を停止することがわかった。

同日、密碼島教育培訓中心有限公司の公式アカウントでは、同社会員に対する公益支援公告が出され、LEGO契約者の40レッスンまでを全会員に対して無償で引き受けると発表。密碼島責任者によると、約1500名の会員がサービスを受け、教員10名の業務引き継ぎが予定される。(9月4日)


電動自転車レンタル

需要が日に日に上昇

シェアサイクルサービスを提供している「哈啰単車(ハロバイク)」は、今年7月以降、深セン市の電動自転車のリース需要が高まっていると報告。前月に比べ、約30%ほど上昇したという。

現在深セン市ではハロバイクの電動自転車を1日レンタルするのに車種によって違いはあるが、19元~49元のレンタル料が必要。そのほかにも時間貸し、週貸し、月貸しなどのサービスも提供している。

ハロバイクの業務責任者は「深センで電動自転車をレンタルするのは仕事を始めたばかりのホワイトカラー通勤者のほかに中短期出張者、大学生、近場から来た旅行者などもいる」と話していた。(9月7日)


地下鉄8号の新路線

間もなく試運転へ

 深セン地下鉄集団は最近、地下鉄8号線第二期工事が間もなく完了し、試運転に移行すると発表。試運転が順調に完了すれば、今年末には地下鉄で大梅沙や小梅沙の海を見に行くことができるという。

現在行われている第二期工事で敷設される路線の距離は8㌔。洪安囲駅、盐田墟駅、大梅沙駅、小梅沙駅、4つの駅が建設されるという。地下鉄8号線の第二期工事は深セン市政府が掲げるプロジェクト「東進戦略」の重要項目のひとつであり、年内開通を目指している。地下鉄関係者は「この路線が開通すれば、羅湖区と盐田の通勤がますます便利になるだろう。さらに大梅沙、小梅沙への観光も盛り上がっていく」と話していた。(9月8日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最新号の電子版はこちらから

PAGE TOP