蓮塘税関の利用者
今年1000万人突破
深セン市蓮塘税関の2024年利用者が、6月1日(土)までに延べ1000万人を突破。昨年よりも5カ月早く1000万人の大台を超えた。蓮塘税関は深セン~中国香港間で最も新しい陸路の税関で、人と文化の交流、経済貿易の往来において重要なチャネルへと成長している。
今年に入り、蓮塘税関の一日平均利用者数は延べ6万5000人に達し、2023年比63%の大幅増で、1日の最高利用者数をすでに8回更新している。5月中旬には初めて延べ10万人を突破した。
グレーターベイエリア(粤港澳大湾区)の急激な発展を背景に、蓮塘税関の利便性は同エリアに様々な恩恵をもたらしている。今年の中国香港からの訪問者数は延べ773万人で昨年比273%になり、利用者の77%を占める。特に中国香港の祝日には多くの人が内地へ買い物や観光に訪れるという。(6月4日)
深センでモーターショー
大盛況の幕開け
深セン市宝安区、深セン国際会館センターで6月1日(土)、「2024年(第28回)粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)モーターショー」が開幕。公式サイトの公表データによると、最初の2日間で訪問者が延べ30万人を突破し、史上最高を記録した。
今回のモーターショーは水に浮く車、空を飛ぶ車など「新時代の自動車」が数多く登場。新設された展示ホールや大型屋外展示ブースには、1000種類を超える自動車が展示された。また華為、小米、NIOなど業界リーダーも集まり、彼らの一挙手一投足が注目されたという。また総額2億6000万元にも達した「買換え・更新政策」もモーターショーの盛り上がりを支えた。(6月4日)
通勤時間帯に雨
「龍舟水」が影響
今年1月1日~6月3日の広州の平均降水量は11268・3㎖で、1951年以降の同期比では、1983年に次いで2番目に多かった。気象部門によると、今年4月以前の市内降水量は例年並みだったが、それ以降の雨量が増加したという。
雨量が多いと天気は涼しくなり、今年は記録上最も早い3月23日に夏入りしたにも関わらず、5月の全市平均気温は24・9℃で昨年同時期より1度低く、高温日は発生していない。専門家は「龍舟水」と季節風が密接に関係しており、通勤時間帯に降水したという。(6月5日)
ライチ収穫期
今年は生産量減少
広東省のライチ農園ではライチの収穫期を迎えており、深セン市の西麗農園で収穫された南山ライチが市場に登場した。
農園関係者は「今年の南山ライチは豪雨や龍舟水が持たらした長雨の影響を受け、少し小ぶりの出来です。また昨年より2割ほど生産量が減少したため、価格も500㌘当たり25元となり、昨年より10元ほど高くなってしまいました。」と話していた。また「今年は生産量が少ない影響から、現時点でライチ狩りを行わないと決めました。ライチ狩りを心待ちにしていた多くの人々にご迷惑をかけるが、今年は仕方がないと思っていただきたい。」と少し残念そうに話していた。(6月6日)
海上のドラゴンボート
大鵬新区で開催
深セン市大鵬新区南澳月亮湾エリアで6月7日(金)と8日(土)「2024粤港澳(グレーターベイエリア)海上ドラゴンボートレース」が開幕。同大会は深センで唯一、海上で行われるドラゴンボートレースで、レース会場付近ではドラゴンボートカーニバル、グルメフェス、水上スポーツなどのイベントが行われる予定だという。
同大会は1998年より開催され、今回で21回目となる。23年開催の大会では中国中央テレビに取り上げられ、中国全土の人々に知られることになった。
今大会は昨年より規模を拡大。粤港澳大湾区から30チームが参加し、観客たちは選手たちの情熱に感動し、興奮したという。(6月7日)