今週の広東ローカルニュースを紹介

広清、広州東環城際が開通

花都駅~清城駅は16分21元

 広州日報によると、広清城際鉄道と広州東環城際鉄道が間もなく、開通することが判明。「花都」駅~「清城」駅までの所要時間は、これまで普通各駅列車で33分だったのが、広清城際鉄道の開通により片道16分、「花都」~「白雲空港北」駅の所要時間は、広州東環城際鉄道開通により、21分から14分に短縮されるという。

広清城際鉄道は全長38・2㌔、停車駅は6駅。広州東環城際鉄道は全長22・6㌔、停車駅は4駅。「花都」駅は両鉄道以外に、広州地下鉄9号線「広州北」駅への乗換も可。一方「白雲空港北」駅は、地下鉄3号線「空港北」駅へ乗換できる。

乗車券の購入は、「12306」公式サイトのほかに、実名認証の普通羊城通、嶺南通、全国交通一カード通、広州地下鉄QRコードなどからも可能。高鉄から地下鉄への乗換えは、安全検査が実施されない「1サイト・1チケット・シームレス」が推進されている。(11月25日)


深セン電力量増加

経済好転の印に

 南方電網深セン供電局によると、11月23日(月)、深センの今年の累計電気供給量が852億㌔ワットに達し、昨年比0・03%増となったことが判明。中国一級都市の中で対昨年比電気供給量がプラスに転じたのは初めてで、深セン経済が好転し成長に向かっている証だという。

今年7月14日、深セン電網の1日の電気使用量が過去最高の1913万㌔ワットを記録。また第3四半期は、コンピューター製造、情報、ソフトウエア及びデータ技術、通信・メディア及び衛星配信、インターネット関連などのサービス企業で電気使用量が急速に伸び、深セン市の上半期GDPをプラスに押し上げた。

新型コロナウイルス感染症以降、同局は企業優遇政策を実施している。(11月25日)


深セン地下鉄

車内ガイドを改良

 深セン地下鉄は11月中旬、計10路線の20260系車両で、車内ガイドマップシステムのバージョンアップを実施。新システムでは、地下鉄路線図に加え、出入口の位置、トイレ、エスカレータ、階段の位置情報なども併せて表示される。

スマート機能を強化した新システムは、昨年地下鉄11号線でテスト運用を行っていたが、今回の改訂で1、2、5~11号線の全てで利用できるようになった。スマートガイドマップは、各車輛の扉上部に表示される。3号線は、既存の画面に周辺情報が表示される。(11月24日)


2020広州文交会

長沙市と提携

広州越秀国際会議中心で、11月22日(日)午後、広州文化産業を発展させることが目的の「2020広州文交会」が開催。翌日の23日(月)には、広州文公会の重要プログラムのひとつ「長沙城市推介会」が行われ、今後長沙市と協力し、文化産業の発展を促すことが決定された。

同推介会では、長沙交響楽団と広州交響楽団の提携が合意。そのほかにも、両市が協力し、映画、テレビ業界やアニメ業界を発展させるため様々な広報活動を行っていくことも決められた。

同推介会終了後、長沙代表団は、広州の文化産業関連企業やスポットなどを訪問したという。(11月24日)


広州経済、順調に回復

白雲空港、最も早く復帰

広州市人大常委会は11月23日(月)、政情情報会を開催。同会で、広州市副市長はメディアに対して「広州市は中国政府が掲げるスローガン『六稳六保』を実行し、経済秩序を通常の状態まで回復させた」と発表した。

同会の公表した情報によると、前三季度(1~9月)の広州市地区生産総値(GRP)が前年より1%増加したことが判明。また、白雲国際空港の三期拡張工事が始まり、それに伴うインフラ整備も随時完了していることもわかった。さらに同空港は、空港利用者数や飛行機の離発着数が全国第一位にランクイン。新型コロナウイルス感染症の流行後、最も早く復帰した空港となった。(11月24日)

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