今週の広東ローカルニュースを紹介

地下鉄で携帯充電可能に

171駅にシェア充電器

 深セン地下鉄集団は最近、地下鉄の駅構内に携帯電話用のモバイルバッテリー貸出機を設置。現在までに2号線、3号線、5号線、6号線および6号線延線、9号線、16号線の7路線で、計171駅に配備された。利用者は多くの路線駅で貸出と返却を行うことができるという。

利用者は支付宝(アリペイ)、または微信(WeChat)のミニプログラム(小程序)からレンタル充電機のQRコードをスキャンしてすぐに充電サービスを利用することが可能。また、ミニプログラムから附近の設置場所を検索し、返却することができるという。

借りる場所と返却する場所が異なっても利用が可能なため、夜間などの遅い時間や緊急のニーズにも便利に対応できる。ある利用者は、「このサービスのおかげで、もう充電器を持ち歩かなくてもよくなる」と深セン晩報の取材に答えていた。(10月24 日)


ダブルイレブン

今年も大商戦開幕

 今年も11月11日の大セール「ダブルイレブン」の期日が近づいている。近年のダブルイレブン商戦では、1カ月近く前から予約販売を開始していたが、大手ECプラットフォームの「JD(京東)」では、今年は現物販売の直球勝負を仕掛けるという。

同社のセール期間は10月23日(月)20時~11月13日(月)24時までで、売れ筋商品のiPhone15などは事前に在庫を用意し、消費者が購入後すぐに発送される。深セン商報の取材によると「Tmallモール(天猫)」や「蘇寧」は依然、予約販売の方法を採用しており、各社のW11祭りは20日余り続くという。

「TikTok(抖音」」や「RED(小紅書)」も同商戦に参戦している。(10月24日)


佛山空港の冬、春季便発表

ハルピン、西安へ就航

 佛山空港が冬、春期の運行計画を発表。同発表によると佛山~ハルピン間、佛山~西安間の往復便を新たに就航、佛山~成都間、佛山~襄陽間の運行路線を復活させることがわかった。まだ雪を見たことがない佛山市民は北方便の就航により、気軽に雪景色を見に行けるようになる。

最新発表によると、佛山空港の冬、春運行便は全部で21都市へ就航。割引航空券は10月31日(火)~12月25日(月)まで数量限定発売され、佛山空港の公式アカウントから詳細情報の確認と情報登録が行える。(10 月23日)


ビザなしで旅行可能

144時間限定で

国務院弁公庁は最近、インバウンド観光の強化、ビザ・通関政策の最適化などのため「地域ビザ免除政策」の実施を発表。中国香港、中国マカオからの外国人団体旅行者は今後、指定された都市なら、144時間(6日間)のビザなしで旅行をすることができるようになった。ビザ免除が対象となる国は日本、韓国、アメリカ、カナダ、フランスなど53カ国に上るという。

今回発表された政策では中国香港、マカオ政府が認可した旅行社を通じて入国手続きを行っている外国人旅行者が対象。ビザなしで行けるエリアは広州、佛山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と汕頭市となっている。(10月25日)


水上合同パトロール

釣り船を押収、立件

 番禺区水上警察、番禺区海事処などは10月25日(水)、沙湾水道、市橋水道と紫坭河の合同パトロールを実施。パトロール中、巡回船は沙湾大橋の橋脚部分で1艘の釣り船が停泊し、釣りを行っている違反者を発見し、同海上警察は関連規定に従って、違反者の釣り船を押収、立件処理を行ったという。

広東省では商船や漁船などの衝突リスクを避けるため、緊急時を除いて、いかなる船舶も橋梁水域内に停泊してはならないと法律で定められている。そのほかにもカヌーなどを使った水遊びも禁止されており、関係部署は今回の事件を通じて、市民に注意喚起を行ったという。(10月26日)

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