春節のUターンラッシュ
ドローンで交通エスコート
春節の1週間前から帰省や旅行の移動がピークを迎え始め、深セン交通警察は高速道路の安全と円滑を確保するため、ドローンを使った空中パトロールと誘導を実施。空と地上の連携で効率を高め、春節休暇中の市民の安全運転をナビゲートする。
春節まであと7日となった1月20日(月)、荷坳料金所付近では通常より明らかに交通量が多いものの渋滞は発生しなかった。深セン警察はドローンで高速道路の交通状況をリアルタイムで監視し、駐車違反や道路渋滞、事故現場を発見すると、直ちに「空中アナウンス」で渋滞緩和の誘導を行う。重点道路や渋滞が起こりやすい延線で巡回を強化し、料金所やサービスエリア出入口のスムーズな交通を保障すると同時に、無茶な車線変更、煽り運転、緊急車道占拠等の違法行為について証拠写真の撮影と調査を行い、交通リスク払拭するという。(1月21日)
旧正月ディナー客
中国香港から大量流入
春節間近、「年夜飯(中国の大晦日の夕食)」の消費市場が大いに盛り上がりを見せている。1月19日(日)正午、羅湖区にあるグランドハイアットホテル37階のレストランは満席で、多くのレストランで年末の個室予約が完売。さらに、中国香港から深センを訪れて春節を迎えようとする予約客も増えており、全体の約10%だという。
深セン晩報の取材によると、近年年夜飯の予約はますます早まる傾向にあり、佳寧娜潮州公館では昨年11月から問い合わせが増加。今年1月に正式予約をスタートした。同店店長の呉小南氏は、「除夕(大晦日)当日の年夜飯は2回転制で、すでに1巡目は全個室満席、2巡目も75%埋まっているという。(1月21日)
AED設置の公共バス
広州で約500台に
広州市救急医療指揮センターは1月20日(月)、「命を大切に、救助を身近に」をテーマに国家救急デーを提唱。120の救急講座を実施した。
また広州医科大学附属中医医院天河院区では救急車展示エリアが設置され、渉水救急車(水害救助車)、卒中救助車、陰圧救急車など異なる種類の救急車を展示。市民に救急医療の現場を身近に感じてもらう公益活動を行った。注目はAED搭載の公共バスで、現在広州市に500台以上あり、1300名以上の運転士が応急救命の技能を習得しているという。(1月22日)
新圳河橋が開通
より気軽に歓楽港湾へ
深セン市宝安区にある観覧車「湾区之光」の北広場と濱海湾連絡道南側を結ぶ連絡橋「新圳河橋」が最近、開通。付近に住む市民からは「新圳河橋が開通したことによって、より気軽に歓楽港湾へ遊びに行けるようになった。今後より一層、このエリアの観光産業は発展するであろう」と話していた。
新圳河橋の開通を含め、前湾エリアの海岸遊歩道は昨年より大幅にグレードアップしている。中でも昨年4月にオープンした「西湾―前湾岸遊歩道」は全長6キロを有し、サイクリングコース、ラニングコース、ウォーキングコースを完備。市民だけでなく多くの観光者から人気を集めているという。(1月27日)
トリミングサロン大盛況
気持ちよく新年を
近づき、深セン市にあるトリミングサロンはペットを連れたゲストの来店が急増。ゲストたちは可愛いペットたちにも気持ちよく新年を迎えてもらうため、カットなどをしてもらっているという。
福田区にあるトリミングサロンでは1月21日(火)20時、閉店時間になっても「入浴・カット・ブロー」などのサービスを求めるゲストで大盛況。同サロンのスタッフによると現在、人気があるのはペット用ローションを使用した施術でここ最近、毎日予約が入っているという。とあるトリミングサロンのスタッフは「初一から初七までが繁忙期で、サービス料は通常より80%上昇しているが多くの予約をもらっている」と話した。(1月23日)