自宅から託児所まで15分
地域で産みやすい環境支援
広東省は、出生率が8年連続で全国トップクラスを維持。その要因として挙げられるのが、平均年齢32・5歳、人口の8割近くが若年層から壮年層である深セン市の存在だ。「子どもを持ちたい」という希望を「安心して出産できる」という行動に変える真の原動力は、省や市が「自宅近く」まで張り巡らせた子育て支援ネットワークにある。
現在、深セン市では、妊娠期から子育て初期までの1000日間をカバーする「15分保育圏」の構築が加速。全市に10万9000の保育枠があり、地域コミュニティごとに少なくとも1カ所以上のモデル保育施設を有する。政府主導の保育園は、建設費や運営費などが助成され、月々の保育料が半額近くになったケースもある。また、龍崗区では公的な無料保育サービスを実施。サービスに居住地域や戸籍の制限はなく、予約枠は瞬時に埋まるほどの好評ぶりだ。(3月26日)
低価格ロケット
深センで量産実現
深セン市にある民間企業「駿龍航天」は25年12月、20㌧級の大推力液体ロケットエンジンの発射試験を実施。これまでの複雑な固定結合構造によるロケット点火方式から、下方へ向かう圧縮推力を利用した低コスト方式に転換。国内のみならず世界でも初の試みとされる。
3月中旬、深センで開催された商業宇宙展で同社創業者の盧氏は、「今回の試験費用はわずか数万元で、従来よりもはるかに低コストだった」と語った。一般産業向けのサプライチェーンを採用し、既存の市販製品を大量に活用することで、ロケット製造コストの大幅な削減を実現。現在、同社は推力1㌧あたりのコストを約3500元程度に抑え、国内競争力を高めている。(3月24日)
今年の「回南天」は?
気温高く、回南天弱め予測
中国気象局は、3月中旬以降、広東省や広西チワン自治区で降水量が少なく、気温が2~4℃高いと発表。珠海や深セン等の都市では、気象学的な意味で早くも夏に突入した。平均的な雨季入りは4月9日だが昨年は4月24日と遅く、毎年異なるという。
「回南天」は広東特有の現象で、強い冷気が気温を下げた後、南気流が運んでくる大量の水蒸気で壁や床に結露が生じる現象。気象アナリストの胡嘯氏は、すでに気温が暖かく物体表面温度が上昇していれば、水蒸気の蒸発が早く「回南天」の影響は強くないという。(3月23日)
広州新空港、建設
総投資額は418億元
佛山市高明区で3月25日(水)午前、広州新空港の建設工事が正式に着工。省党委書記の黄氏が着工を宣言し、建設関係機関の代表者らを訪問して激励したという。
広州新空港は佛山市高明区更合鎮に位置し、計画では3本の滑走路と2つのターミナルを整備。今回の工事の総投資額は418億元で年間旅客数3000万人を目標としている。
新空港の建設は広東・中国香港・中国マカオ大湾区の建設と広東省の長期的な発展に関わる重要なインフラプロジェクトであり、珠江口西岸および広東西部地域の住民にとっての利便性を高めると期待されている。(3月26日)
新たな職に失業保険
任意で加入が可能
広州市、深セン市など大湾区9都市及び汕頭市において2026年1月1日より、配車アプリのドライバー、フードデリバリーの配達員、宅配便業者などの新たな就業形態労働者が自発的に失業保険に加入できることを明確化。条件を満たせば、失業保険金を受給することができ、有効期間は2年間になるという。
フードデリバリーの配達員である李氏は「私たちは以前、ほとんど裸のような状態でした。いったん動けなくなると、収入がなくなるだけでなく、レンタルバイク代や生活費も自己負担になります。今回の政策は、私たちに最低限の保障を与えてくれるものです」と喜んでいた。(3月26日)






















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