同店イチオシの「すきやきコロッケ」。
生卵を溶いた割り下が、マイルドさを演出する
こだわりのトンカツ
中国で暮らす日本人にとって、和風の揚げ物は気軽に食べられないもののひとつ。
家で作るのはちょっと手間がかかる、でもスーパーで
売っているものより本格的な味がほしい。
だからこそ、和食店の出す揚げ物にはついつい要求が高くなってしまう。
4月8日(水)にオープンした「森蔵」は、そんな日本人たちをも納得させるトンカツ専門店だ。
カツに使われる肉は、広大な自然で育った黒豚、
その身にまとう衣には厳選の牛乳とパン粉を使用。
果ては油もすぐに交換、これほどのこだわりがあるからこそ、
周囲にも聞こえるサクサクのサウンド、目が丸くなるほどの柔らかさが楽しめるのだ。
また自家製ソースも、一切の妥協なし。
ワインと日本酒を隠し味に、9時間じっくり煮て作っている。
料理長の情熱が、日本の専門店にも負けない味を作り上げる同店。
本格的な揚げ物が食べたければ、迷わず「森蔵」へ向けよう。
~広東ジャピオン2015年5月11日号