今週の広東ローカルニュースを紹介

南沙IFC空中図書館
眺望270度の絶景
広州市南沙区で3月29日(水)、南沙IFC空中図書館のお披露目体験式典を開催。同図書館は3月29日(水)~8月31日(木)までテスト運行を行い、期間中、個人の利用者は微信公式アカウントから予約して入館できるという。
南沙IFC空中図書館は、南沙区図書館が2023年に開設する最初の分館で、明珠湾灵山島先端に位置する南沙IFCのオフィス2棟の連結空中回廊に開設。高さ100㍍以上、幅60㍍超、270度の大スペクタクルで設置された波型ソファーに座ると、床から天井まである巨大ガラス窓から三江匯海の美しい景色を眺望できる。
同分館の面積は約2110㎡。現在の蔵書の数は5000冊余りで、主な分類は国内外文学、金融、技術、社会科学、青少年向け読み物等がある。また、館内の全ての本は、広州市公共図書館サービスシステム内の各館で貸出、返却が可能だという。(3月30日)


地下鉄4路線終電
金曜日30分延長
深セン地下鉄は3月31日(金)、地下鉄1、3、5号線及び港鉄(深セン)4号線で、金曜日の終電を約30分延長する試運転を開始した。
各路線の終電時刻は、深セン地下鉄1号線「空港東」駅~「羅湖」駅間および、3号線「福保」駅~「双龍」駅間が双方向で23時半。5号線「赤湾」駅~「黄貝岭」駅間は双方向で23時15分になる。また1、3、5号線の在来単線と複線でも、1号線と3号線は0時30分、5号線は0時45分に終電時刻が延長される。そのほか、深セン地下鉄路線の金曜日終電時刻は変更されない。
さらに港鉄(深セン)4号線は、金曜日終電を30分延長し、23時半になる。また「牛湖」駅~「福田口岸」間、「福田口岸」~「清湖」間で運行間隔が調整される。(3月30日)


松山湖景区が高評価獲得
「国家4A級」に再選出
広東省文化旅行庁は3月29日(木)、「全省24景勝区の国家4A景勝区認定に関する公告」を発表。同発表によると、東莞市にある松山湖景区を再び「国家4A級景勝区」にすることがわかった。
松山湖は面積8平方キロメートルの淡水湖で、周囲には緩やかにカーブを描きながら30㌔以上続く親水湖沿岸が広がる。中でも風光明媚な「松湖煙雨」は、市民に愛される景観10選のひとつで、環境保護や水質改善の取り組みが行われる核心的生態保護スポットのひとつとなっている。(3月29日)


地下鉄14号と21号線
4日より増便が決定

広州地下鉄は4月4日(火)より、地下鉄14号線(嘉禾望崗駅~東風駅)と21号線(急行、普通)を増便すると発表。今回の増便は「広州市民の外出要求が高まっていることが要因」と地下鉄関係者は話していた。
清明節前日になる4月4日(火)、14号線(嘉禾望崗駅から東風駅まで)では、ラッシュ時(12時~21時半)の運行間隔を6分に短縮。21号線に関しては夜ラッシュ時に1車輌増便するという。また清明節後の4月6日(木)からは、21号線の平日夜ラッシュ時、員村駅~水西駅の路線で1車輌を増便。さらに平日普通の出発時刻を調整し、便数を増やすという。(4月2日)


広州芸術博物院麓湖館
4月1日に閉館

越秀区にある広州芸術博物院麓湖館が4月1日(土)に閉館。前日の3月31日(金)には、同院の関係者や多くの来館者は、玄関前などで記念撮影を行っていた。
同院では3万点以上にも上る国内外の有名アーティストを所蔵。所蔵数は全国でも上位クラスであったという。近隣に住む女性と近所の友人らは「普段暇な時、よく来て、上の階から下を見たものです。私は絵を描くことができませんが、有名画家の絵画を見ることは好きでしたね。」と閉館を惜しんでいた。
同院の関係者によると、4月1日より海珠区芸洲路に広州芸術博物院の新館がオープンする予定になっているという。(4月1日)

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