今週の広東ローカルニュースを紹介

EV充電ステーション

駐車場設置率が上昇

 深セン市発展改革委員会は「深セン市新エネ自動車充電交換設置管理方法」を発表。10月8日(日)より、深センの住宅地、工業・商業ビル、公園などの公共駐車場で充電設備の設置割合を増やし、高速道路サービスエリアでは建設増加を計画していることがわかった。個人や企業が既存駐車場に充電設備を設置する場合、建設用地計画許可証、建設工事計画許可証及び施工許可証は必要ない。

今年6月、深セン市は世界一流の「スーパー充電都市(超充之城)」の建設に向け、福田区の会展中心、皇岡公園、蓮花山公園に3つのモデル充電ステーションを新設した。「1秒、1㌔。珈琲1杯、満タン出発」の超快速充電体験を市民に提供すべく建設を加速する。既存及び小規模な公共駐車場の設置率を20%以上とし、全ての新設駐車場で7㎾を下回らない充電設備の設置を規定するという。(10月18日)


広州マラソン

参加抽選会開催

 2023広州マラソン抽選会が10月18日(水)に行われ、当選結果が発表された。申込者は各種アプリ公式ページで結果を確認できる。

統計によると、今年の参加申込人数は14万846名で、フルマラソン8万6155名、ハーフマラソン5万4691名であった。当選者は数字心動アプリから、10月21日(土)17時までに申込費用を支払う必要があり、支払わない場合は参加資格を放棄したとみなされる。また、参加は本人に限られ、権利の譲渡は認められない。権利放棄者分については二次抽選が行われ、10月23日(月)10時に発表。また、10月24日(火)10時から公益・慈善枠300席が割り当てられ、申込先着順となる。(10月18日)


広交会に多くのボランティア

3000人も集まる

 「第134回中国輸出入商品交易会(広交会)」が10月15日(日)~11月4日(土)まで3期に分けて開催。共産党青年団が組織する市及び海珠区の連合委員会は、翻訳、館内ガイド、手続案内、交通整理、救急医療など100のボランティアワークを設定。4カ所のサービスステーションを拠点に、3000人のボランティアスタッフが活動した。

志願者らは毎朝6時集合で研修を受け、持ち場へ移動。案内所では館内地図や雨具、飲料水などを提供。地下鉄駅前では主な観光地への案内も行われた。(10 月18日)


深センで環境博覧会

無人清掃車に注目

 2023中国都市環境衛生協会年次総会および中国環衛博覧会が10月19日(木)、深セン会展中心で開幕。今回の博覧会は国内環境産業の最大規模となる交流プラットフォームで、200社近くの関係企業および全国の企業、学術界より2000人余りの人が参加したという。

今回の博覧会では様々な新製品や新技術がが発表されたが、最も注目を集めたのが、人工知能、ビッグデータ、モノのインターネットと自動運転技術の発展で創り出された無人清掃車と無人清掃船である。関係者は「今後、多くの都市が環境モデル都市になるために必要な設備だ」と語っていた。(10月20日)


1~9月、環境空気質量

深センが全国7位

中国生態環境部は最近、2023年1~9月の全国の環境空気質量を発表。同発表によると深センの空気質量は全国168の重点都市の中で7位。そのほかに広東省の珠海、恵州、中山、江門、肇慶、東莞の6都市が全国トップ20入りを果たした。

生態環境部が発表したデータによると、今年1月から9月までの全国399の都市の平均空気質量・優良日数の割合は84・2%で、前年より1・5ポイント低下したが、2019年と比べ、

2・7ポイント上昇。全国の中で環境空気質量が最もよかったのは海南省の海口市とチベット自治区のラサ市で、最も悪かったのは四川省の綿陽市と湖南省の長沙市であったという。(10月19日)

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