今週の広東ローカルニュースを紹介

旬の嶺南ライチ3500㌧
深セン空港から国内外へ
深セン晩報によると、旬を迎えたライチの空輸便が現在、深セン宝安空港で最盛期を迎えており、南山、東莞、恵州、高州産などのライチが、深セン空港から全国各地へ空輸され、一部はシンガポール、マレーシア、カナダ、インドネシアなどの海外市場に輸出されているという。
5月中旬~下旬以降、深セン宝安空港から国内外へ発送されたライチは既に3500㌧を超え、ピークは7月中旬~下旬まで続く見込み。ライチは嶺南4大果物のひとつで、足が極めて速く、輸送手段は主に空輸となる。
同空港は輸送ピークに対応するため、事前に対策案を制定。国内集荷ステーション、郵政、順豊、京東、省外及び大ロットの運輸各社と事前調整を行い、各航空会社と「ライチグリーンパス」を設置した。国内集荷ステーションでは集荷などを効率化。全国各地の消費者に当日朝に収穫したライチを届ける。(6月14日)


22年地下鉄利用者
のべ23億人を記録
広州地下鉄グループが最近、2022年の「年報」および「社会責任報告」を発表。同発表で22年地下鉄利用者数がのべ23億5800万人、1日平均のべ646万100人であったことがわかった。この数値は市内の公共交通利用者数の63%を占め、21年に比べ2%増加しているという。
また同発表によると、広州地下鉄が昨年完成させた市重点プロジェクトの投資額は855億元で、経営収入は122億元8500万元、運営する路線距離(現地oよび外地路線含む)は857㌔に達することが判明。また、2023年の投資額は900億元を超え、20路線565㌔の地下鉄および城際路線、市政道路などの建設投資を計画しているという。(6月15日)


2023深セン蓮花展開幕
洪湖公園で6月末まで開催
深セン市にある洪湖公園で6月15日(木)、「2023年深セン蓮花展」が開幕。園内には16カ所の撮影スポットがあり、70余りの各種イベントが6月30日(金)まで実施されるという。
洪湖公園では700種余りの蓮の花が展示され、初登場する世界各地の野生の蓮花も近距離で鑑賞することができる。また花展開催期間中、「老羅時光」マーケットでは50店近くが出店し、観葉植物、雑貨などのグッズ販売を行う。期間中、洪湖公園の全ての駐車場は一般利用は不可となる。(6月15日)


中国香港行きの列車増
7月1日(土)より

中国鉄路広州局グループは7月1日(土)より、広州東駅および深セン北駅と中国香港西九龍駅行きの列車をそれぞれ4便増加させるとと発表。これにより、多くの人は広州・深センー中国香港の往来がさらに活発になると期待している。
同グループによると今年になり中国香港との往来が再開し、客足は好調。大陸部と中国香港を往復する利用者は1日平均8万人に達したという。また間もなく夏休みを迎えるため、利用者はさらに増加する見込み。7月、8月の1日平均利用者数は10万人に達するであろうと予想されている。
そのほかにも成都東駅からも中国香港西九龍駅行きの便が誕生するという。(6月26日)


ドラゴンボートレース
新スポットで開催 深セン市宝安区にある観光スポット「湾区之光」の観覧車附近にある新水路河畔で6月17日(土)、「第一回前海・新楽杯 ドラゴンボートイベント」が開催。宝安消防隊員から構成されるファイヤーブルーチームなど20にも上るチームが参加しが、両岸には銅鑼や太鼓を持った応援団が集まって、大いに盛り上がったという。
今回参加した参加チームはすべて新安街道コミュニティに所属する人たちで、参加者の多くは初めてドラゴンボート大会に参加したという。付近の住民は「目の前でドラゴンボートの試合を見ることができて、とても新鮮で楽しかった。」と興奮気味に話していたという。(6月18日)

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