今週の広東ローカルニュースを紹介

深セン宝安空港が2冠獲得
最も楽しく、美味しい空港

CAPSE(民間航空旅客サービス評価)主催の2023年度サミットが6月20日(火)、深セン市で開催。「第9回CAPSE航空サービス賞(旅客満足度調査)」で、深セン宝安空港が総合ランキング1位、民間航空イノベーション賞1位を獲得した。
同サミットには30余りの空港(グループ)企業、20余りの航空会社の計300人が出席。国際航空運輸協会の専門家や大学および航空技術学校の学者らが講演を行った。CAPSE航空サービス賞は14年に中国の航空サービス向上および評価の為に設立され、最も公信力のある賞のひとつとされる。2022年CAPSEは52万5000件のユーザーアンケートを収集、航空会社及び空港に対する客観的評価を基に、第三者機関がデータを分析、多角的総合評価を行った。評価対象は190の航空会社、672の空港、12万6028路線で、29社が表彰された。(6月21日)


地下鉄5号線
ダイヤ改正で増便
深セン地下鉄グループによると、地下鉄5号線の平日ダイヤが近日、改正。朝の通勤ラッシュ時、「黄貝嶺」駅から「前海湾」駅方面の一部時間帯(7時44分~8時2分)の運行間隔が最小2分に短縮されるという。
地下鉄5号線は、市内を東西に黄貝嶺駅~赤湾駅まで、羅湖区、龍岡区、龍華区、南山区、宝安区を跨ぎ運行する最混雑路線のひとつである。今年の一日平均乗客数は延べ120万人に迫り、最高130万人を超えて全路線で最も多い。
深セン地下鉄責任者によると、ダイヤ調整後、ピーク時1時間あたりの運行効率は3・8%上昇する。現在の5号線車両の台数不足について、2号線車両の借用に加え、追加購入を進めているという。(6月20日)


現代建築家林克明氏の旧居
陳列館として公開予定

中国の建築家で、広東省の現代建築の開拓者である林克明氏の旧居が、公益陳列館として一般公開される予定であることが6月20日(火)に発表された。開放時期は未定。
林克明氏の旧居は、1935年、広州市越秀北路394号に同氏が自ら設計し建設。広州早期の現代建築の代表傑作で、超秀北路と東濠涌の間の高低差を利用し、変化に富んだ建築空間が設計されている。
22年7月に修繕活動が始まり、史料に記載された防空壕や現代主義住宅建築特有の支柱が工事中に発見され、復元された。(6月21日)


深センのモーターショー
大盛況の中で閉幕

28L
深セン会展中心で開催されていた「2023グレーターベイエリア(粤港澳大湾区)モーターショー・新エネルギー車博覧会」が6月24日(土)に閉幕。会期期間は9日間で、来場者数は70万2000人を記録。世界より200社を超える企業が参加し、契約成約額は95億元を超えたという。
今回のモーターショーは「科学技術の革新、未来へ羽ばたく」をコンセプトに展示車種は1000車以上に上り、65車にもなる新車が発表された。中でも、新エネルギー車の出展率は65%になり、100%スマート化され、運転補助機能備えた自動車の出展率も35%以上を占めていたという。
(6月26日)


618ネット通販セール
深センで1089億元

深セン商報は、今年の「618ネット通販セール」は大盛況で終了したと報道。浪潮第三方ビックデータによるとセール期間中、深セン市のネット通販売上げ額は昨年より16・5%増加し、1089億元に達したという。
セール期間中、深セン市はタオバオ、餓了么などのECプラットフォームへ積極的に協力し、販売促進に寄与。中国全土から深セン企業が販売する商品の注文が殺到したという。
タオバオライブの担当者は「期間中、9000社を超える深セン企業がタオバオ生中継に登場し、宝石、婦人服、日用品などの紹介を行った。婦人服の売り上げだけでも8億元近くになった」と話している。(6月26日)

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