今週の広東ローカルニュースを紹介

広州交易会が開幕

初のロボット特設ゾーン

広州市で開催されている「第137回広州交易会(広交会)」では、今回初めてロボットの特設ゾーンが登場。巡回点検、医療、飲食配膳、配送など様々なロボットが勢ぞろいした。

広交会では、約400の新商品発表会を実施。特別増設されたロボットゾーンでは人型ロボットを含む最先端技術に焦点をあて、最大の見所の一つとなる。

広交会第一期の展示会場総面積52万㎡、ブース数2万5064個、出展企業数1万1304社。展示テーマは電子家電、工業製造、照明電気、金属工具、自動車及びバイクの5ジャンルで19の展示ゾーンを設置。第一期では先進産業とテクノロジー支援、新技術が突出して多く、中でも「新三様(電気自動車、リチウム電池、太陽光パネルの新主要製品)」、デジタル技術、スマート製造関連のブースが8900近くを占め、出展企業は約3700社となった。(4月15日)


就活フェア開幕

その場で内定も

2025年春季リクルート活動(上海会場)が4月13日(日)、国家会展中心で開幕。広東省からは深センを中心とするHUAWEI、テンセント、BYDなど751社が参加し、求人数3万5000人を募集。うち、年収50万~100万元のポジションが4000件を超え、年収100万元以上は800件を超えた。

同ジョブフェアではAI履歴書診断、AI職業能力テスト、テンセントAI職業照明写真などの体験項目もあり、イノベーションで求人のデジタル化を実現。開幕式では、多くの深セン起業家や科学者が自己の創業の夢を語りエールを送った。会場では多くの人がその場で内定を獲得し、深圳晩報の取材に対し、喜びを語っていた。(4月14日)


筆架山に蛍1000匹放流

都会に蛍の光を呼び戻そう

蛍の飼育保護専門家の許松氏が先ごろ、都会に蛍の光を呼び戻そうと、ボランティアファミリーを伴い、深セン市の筆架山公園奥地にある飼育場を訪問。同氏は「蛍の飼育条件は非常に厳しく、自然の生態系と餌の供給バランスが整うことでやっと生息できる」と話し、ボランティアは1000匹ほどの蛍の幼虫を渓流へ放ち、繁殖活動を行った。

蛍の活動期は5月初旬から9月末で、初年度の5月から6月は約300~500匹、7月から9月は約100~200匹の成虫が見られる予定だという。(4月14日)


気象台、夏入りを宣言

平年より8日早い

広州市気象台は4月16日(水)、4月8日(火)に夏入りをした発表。今年の夏入りは平年に比べて8日ほど早いという。

広州気象観測所によると4月11日(金)~15日(火)の5日間の平均気温が夏入りの基準に到達。4月12日には寒気が流れ込み、気温が低下。13日、14日の平均気温は22度以下ではあったがここ数日は蒸し暑く、気温の上昇も比較的速かったので夏入りを発表したという。

今年の夏入りは平年より8日早いが、2024年ほどの早さではない。昨年の夏入りは3月23日という観測史上1位、2位を争う早さで、最長の夏日を記録。今年も昨年ほど暑さが続くかどうか注意が必要である。(4月17日)


労働節長期休暇

人気旅行先、深セン5位

旅行サイト「同程旅行」は4月15日(火)「2025年労働節長期休暇人気観光地」を発表。同発表によると、深セン市は「国内旅行での人気目的地ランキング」で5位にランクイン。広州市は6位であったという。

今回のランキングで1位に輝いたと都市は北京、次いで成都、上海昆明であった。また海外になると韓国のソウル、日本の大阪、東京、シンガポールにタイのバンコクが人気を集めているという。

また同程旅行は労働節長期休暇の旅行需要に応えるため全国2万のホテルを対象にした「爆売・半額セール」などのキャンペーンを開催している。(4月17日)

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