ジャピュラン☆ガイド ~天成川小館~

永遠に恋する川菜

わては学生時代に1年間重慶に暮らしたことがあり、嫁も辛い物好きなので、Y家は無類の川菜(四川料理)好き。毎週1回は四川料理を食べないと、夫婦そろって憂鬱になるほどなんや。だけど、広州はY家を納得させる美味いレストランが少ない。なんで、美味い店を見つけた時は、宝くじにあったかのように喜んでいるで。

広東風四川料理

さて、そんなY家が最近「ここは美味い」と思った店は珠江新城や天河路などにオープンしている「天成川小館」。広州で20年以上の歴史を持つ老舗店で、広東料理のエッセンスを加えた四川料理が楽しめるんや。また店内も綺麗で、スタッフの対応も良く、ファミリーでも行きやすいで。看板メニューは「天成招牌酸菜魚」(118元、218元)や「秘制香辣膏蟹」(188元)のような海鮮風四川料理なんやけど、わしがオススメしたいのは「蒜泥白肉(ゆで豚のピリ辛ニンニクソースかけ)」(38元)、豚の天ぷら「酥炸小酥肉」(39元)やな。この2品、ご飯にもビールにも合う優れ物。蒜泥白肉に使われているラー油は奥深い味わいで、辛さがちょうど良く、誰もがハマること間違いなし。一方、酥炸小酥肉の豚肉は食べ応え満点の肉厚かつジューシーさ。さらに衣は重さがなくサクサクで、文句のつけるところ無しの逸品や。

このほかにも「川風担々麺」(16元)のような定番の四川料理メニューがあるので、それも試してみてや~。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最新号の電子版はこちらから

PAGE TOP