今週の広東ローカルニュースを紹介

深セン初の自動運転バス

前海で運行、試運転は無料

 深セン初の自動運転バスB998路線が8月26日(月)、正式に運行を開始。同路線の走行ルートは、前海合作区総駅を出発、弘毅ビル、地下鉄「桂湾」駅、地下鉄「前海湾」駅、前海金融峡谷東、前海ビルを経由し、前海合作区総駅へ戻る。総走行距離は5・44㌔。

バスの職員によると、B998路線は5台配置されており、運行時間は9時半~17時、走行時間約は30分、運行間隔は約30分~60分。車内には乗客用の座席9席と安全監視員の座席1席が設けられ、定員10名となる。乗車中はシートベルトを装着する。試運転期間中、運転席には安全職員1名を配置し、運転席後部に設置されたディスプレイ画面に走行中の周辺道路状況や走行速度等の情報が表示される。

乗車するには「深巴出行」ミニプログラムの「自動駕駛」から予約し、任意のバス停から乗車コードをかざして乗車する。(8月27日)


奈雪的茶の旗艦店

タイで大行列

 深セン市で創業されたティーブランド「奈雪的茶」の初となる海外旗艦店が8月23日(金)、タイのバンコクセントラルワールドにオープン。当日、店舗には長い行列ができ、開店3日で100万バーツ近くを売上げた。

オープン当日は2時間前から客が行列し、車で3時間かけてやってきた人もいるという。タイで人気の俳優・UpとPoomが1日店長としてサプライズ登場し、盛り上げた。タイでの初出店は昨年12月、バンコクの高級モールEsphereへの出店で、国内に大型店2店舗を構え、同ブランドは東南アジア市場で勢力を拡大。現在、タイとシンガポールに進出、年内にイギリス、アメリカなどにも出店予定だという。(8月27日)


中秋節ランタンフェス

9月15日開幕

 広州文化公園の中秋節ランタンフェスティバルが、9月15日(日)~17日(火)、10月1日(火)~7日(月)の計10日間開催される。

主な見どころは、32組の大・中型ランタンと1000個近いランプの演出で、テーマは「活力あるベイエリア、新しい彩りの広州」。伝統的で現代的なライトアップは、ベイエリアの都市の経済発展、文化伝承、技術革新、都市建設等の目覚ましい成果を表現する。期間中、公園内では小中学生のランタンコンテストや点灯式、エキシビションなどの文化活動も実施される。(8月26日)


駅名は全て淘金駅?

命名に議論勃発

 広州日報によると現在、広州地下鉄5号線「淘金」駅附近に建設中の地下鉄12号線と13号線の駅の名称で議論が勃発。広州地下鉄グループは12号線と13号線は5号線と乗り換えができると理由でどちらの駅名も「淘金」駅とすると申請したが、有識者は「全ての駅名を『淘金』駅にすると市民が誤解するのではないか」と意見している。

現在ある淘金駅は環市東路に位置し、現在建設中の12号線と13号線は建設六馬路と東風路に駅を建設する予定で、3つの駅は地下通路で繋がり、乗り換えは可能となるとはいえ、両駅の距離は350㍍を超えており、同じ駅名を使うと様々な混乱が生じるのではないかと不安視されている。(8月29日)


電気自転車、交通違反

メールで罰金納付通知

 広州交通警察部門は広州市の道路交通安全管理のさらなる強化のため、最近、165カ所に設置している電動自転車違反取締り専用機で撮影した違反行為を公表。同部門はここ数カ月、違反行為を犯した電動自転車の運転者に対し、違反行為の内容と罰金の通知をメールで送信。連日、天河区や海珠区に設置された罰金納付所には多くの行列ができているという。

現在、オンラインでも罰金を支払うことができるが、オンライン納付にはシステムの不備が多く時間を要するので直接、罰金納付所に行く違反者が多いという。多くの市民は「オンライン納付システムの早期アップグレードをしてほしい」と望んでいる。(8月29日)

 

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