今週の広東ローカルニュースを紹介

スポーツ施設予約アプリ

「i深セン」、1分で完了

深セン市では6月18日(土)より、スポーツ施設がワンストップで予約できるアプリ「i深セン」がリリースされた。「i深セン」は従来の予約方法と違い、専用アプリを利用すると、位置情報を自動認識し、最寄りのスポーツ施設の情報を提供。

深セン晩報の記者は、6月20日(月)「i深セン」を使用し、蓮花体育中心遊泳館の予約を実施。予約規則と予約者情報の確認、支払手続き方法を選ぶまでの時間はわずか1分であったという。また同記者は、そのほかの施設の予約状況も合わせて確認。人気の高い水泳とバトミントン施設の予約はほぼ一杯であったが、学校の体育館には多くの空きがあったという。

同アプリで予約を完了させ、当日、施設を利用する際には「入場コード」を係員に提示し、検温、健康コード、行程コードの確認をしなければいけないという。(6月22日)


「龍舟水」、終了

7月は台風到来

 広東省気象局は、伝統的な「龍舟水(端午節前後に降る大雨期)」の期間は5月21日(土)~6月20日(月)であったと発表。同期間の広東省平均降水量は過去3番目に多い514・5㍉であったことがわかった。

広東省では「龍舟水」の期間、毎日どの区でも暴雨が発生。その中でも5月26日(木)は大暴雨、6月12日(日)は特大暴雨が発生したという。また気象関係者によると暴雨の発生は「北多南少」となり、広州北部の区や県に集中。また、楽昌、翁源など18の区や県では降水量の新記録を更新した。

気象局は「7月は台風が活発化するので、日頃より防災の準備が必要だ」と注意喚起をしている。(6月23日)


FINA、200m自由型

深セン大学女子2名が入賞

 深セン晩報によると6月22日(水)、ハンガリー・ブタペストで開催されている「FINA世界水泳選手権」の女子200㍍自由型で深セン大学の楊浚瑄氏が金メダル、湯慕涵氏が銅メダルに輝いたという。

優勝した楊氏は1分54秒92の好成績を収め、3位の湯氏は後半50㍍で追い上げ、1分56秒25で入賞。楊氏は「レースにおいて、永遠のチャンピオンはいませんが、今は少なくとも自分自身の能力や努力を信じ、限界を超え、勝利を掴むことができました。」と話し、勝利を喜んだという。(6月23日)


深セン地下鉄利用

二酸化炭素排出を削減

深セン晩報は6月22日(水)、深セン地下鉄が中国政府が定める省エネ政策に基づき、2021年の二酸化炭素排出量を78万4000㌧も削減したと報道。この数値は3万9200㌶の森林が1年間で吸収する量に相当するという。

深セン市地鉄集団によると、深セン地下鉄は年間21億7000万人の人々が利用。深セン市の公共交通分担率は60・4%に達しているという。

また地下鉄関係者は「地下鉄を利用することで、1人当たり46・8㌘/㎞の二酸化炭素排出量が削減でき、1日で約2000㌧の二酸化炭素の排出を抑えている」と話していた。(6月22日)


白雲空港、国際線手続き

すべて第2ターミナル

 広州白雲国際空港では6月28日(火)、午前0時から、国際線の出国手続きをすべて第2ターミナルで実施。空港関係者は、国際線利用者に対し、ターミナルを間違えないよう、注意喚起を促している。

同空港の第2ターミナル国際線チェックインカウンターはKとMエリアにあり、Kエリアでは主に春秋航空などの搭乗手続きが行える。一方、Mエリアでは、ANAや日本航空などの搭乗手続きを行っているという。

また同空港の国際線を利用する際は入り口で穗康コードのグリーンコード、身分証明書、チケット購入情報を提示し、体温検査を受けないといけないという。(6月27日)

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