今週の広東ローカルニュースを紹介

市内初の免税店オープン

9月末迄割引キャンペーン

 広州友誼国金商店1階で8月26日(火)、各界の注目を集める広州市内初の免税店がオープン。同店の開業は、都市部商業エリアの免税消費スポットの空白を埋めるもので、越境客に「出国しなくても世界の免税品が楽しめる」という新体験を提供している。また、広州を国際消費の中心都市に押し上げ、ハイエンド消費の受け皿となる重要な一歩を踏み出すことを示している。

珠江新城で働く人々はずっと免税店開業に関心を寄せており、同店店員の陳氏は「8月26日が開業です」というフレーズを挨拶よりも多く口にしたと語る。開店当日、入口には朝9時前から行列ができた。消費者は出国60日前から余裕を持って商品を選び、「市内注文・空港受け取り」のサービスを利用できる。市内免税店では9月30日(火)まで割引キャンペーンを実施。全免税商品20%引き、課税商品10%引きになる。(8月27日)


地下鉄5号線

車内で充電可能に

 深セン地下鉄5号線の平日ダイヤが8月27日(水)に改定。朝晩のラッシュ時に各2編成の列車が増発される。朝のラッシュ時の赤湾方面行き2分間隔運行時間区間が18分から約40分に拡大。夕方ラッシュ時は全時間帯で大小ルートの運行間隔が5分28秒/2分44秒に短縮される。また、平日の終電時刻が微調整され、赤湾から長嶺陂行き最終列車は15分繰り上げの翌日0時発、黄貝嶺から長嶺陂行き最終列車は8分繰り上げの翌日0時17分発となる。

地下鉄5号線の新型車両には全て携帯電話のワイヤレス充電装置が設置され、端末の充電が可能に。更に、各車両に車椅子固定装置が備えられ、車椅子の乗客の安全性と利便性を保証する。(8月27日)


経済特区成立45周年

青春の街、夢を追う街

 深セン経済特区が8月26日(火)に設立45周年を迎えた。深センは若い都市で、住人の平均年齢はわずか32・5歳。45年で深センは辺境の小さな街から、国際的な大都市へと変貌した。

深センは2019年、全国に先駆けて人民代表大会立法により毎年11月1日を「深圳起業家の日」と定めた。優れたビジネス環境こそ、深圳が若者を惹きつける「強力な磁場」となっている。「来た者は、みんな深セン人」。深セン地下鉄は、1月~7月の全国1日平均乗客数の前年比増加率と輸送強度の両方で全国1位となった。(8月26日)


七夕に花束を

関係業者、繁忙期に

 今年の8月29日(金)は旧暦の七夕で「中国のバレンタイン」とも呼ばれ、男性が女性に花束を贈る習慣があり、深センの花市場や花屋などは前々週から花束の出荷準備に追われているという。

深セン晩報の記者が8月27日(水)、福田八卦嶺花卉センターに取材に行ってみると、多くの花屋では色とりどりのバラの束がぎっしりと積み上げられ、店員たちが剪定や包装に追われ、また鮮花業者は忙しそうにミニバンへ商品を積み込んでいた。業界関係者は「消費者の要求はますます高くなっており、私たちも品数を増やし、多くの人に喜んでもらえる花を提供できるよう努めています。」と話す。(8月28日)


黄砂水産センター

9月に正式オープン

 広州市茘湾区東沙街沙洛龍湾街に最近、黄砂水産センターが仮オープン。総建築面積は11万㎡を誇り、電子取引も行えるスマート型水産産業スーパーとなっている。

黄砂水産センターの正式オープン日は2025年9月8日(月)。5年の開発および建設の期間を経て、市民の前お披露目された。また同センターは全国でも珍しい集中冷房、酸素供給、海水供給システムを備えており、24時間ずっと天然海水を供給することができるという。さらに取引、物流、データ分析などのプロセスをすべてデジタル化することに成功。あらゆる作業の効率はこれまで以上に向上させているのも特長であるという。(8月28日)

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