電動バイクの規制強化
重点エリの秩序改善
第15回全国運動会(全運会)の開幕までカウントダウンに入り、10月28日(火)より広州交通警察は電動バイクの取締りをさらに強化。関係部署は電動バイクの違反行為に対し厳格な管理統制体制を維持するという。
交通管理部門によると、同運動会およびパラリンピックの交通安全活動である「100日行動」開始以降、広州市は信号無視、逆走、陸橋・トンネル進入などの交通違反を42万件以上摘発。うち、陸橋・トンネル進入は前年同期比578・25%増加。現在、市内の一部重点交差点で電動バイクの通行マナーが改善している。
また、市では現在75区間に渡り55・4㌔の「共有車線」整備し、自動車、自動車以外、歩行者の分離を誘導。今年に入り、346カ所の交差点で非自動車用信号を新設・改修し、572カ所の非自動車横断路を整備。広州大道天河北路口、広州大道広園東路口は代表的模範ケースとなっている。(10月28日)
陳家祠の改修
新たな顔を披露
広州の名所旧跡である「陳家祠」周辺では今年に入り約2万㎡の東広場、約1万2000㎡の西広場、南広場の正門が相次いで開放。まもなく陳家祠北側の老朽化した住宅街の小規模修繕工事が完了し、陳家祠エリアが生まれ変わるという。
陳家祠周辺の三大広場では公共活動が行えるスペースが増加。東広場は地下鉄駅出口と陳家祠入口に隣接。今回の改修で囲い柵を撤去し、空間利用率を向上させたことで、混雑時の人の流れを分散させている。また北側の古い居住区は、「三線(電力・通信・信号ケーブル)」の配線が蜘蛛の巣の様に乱雑で設備の露出が問題であったが、新しい線への交換、地下埋没により安全性と景観が改善されるという。(10月28日)
深セン湾文化広場
11月1日から試営業開始
深セン湾文化広場が11月1日(土)からプレ営業を開始。深センの重要なランドマークとなる同広場は「立体文化空間」をテーマに、展覧・教育・交流・社交を一体化したグローバルデザインを構築する。
プレオープン期間は11月22日(金)までで「オープニング体験プラン」を無料で提供。予約などは「深セン湾文化広場」の微信公式アカウント及びミニプログラムから可能。深セン湾文化広場は南山区後海に位置し、地上4階、地下3階建て。9つの展示ホール、展示面積は約5万㎡を有する。(10月28日)
広州~アルジェリア
直行便が開通
アルジェリア航空のAH3180便が10月28日(火)未明、広州白雲国際空港に無事着陸。これにより1万㌔の雲と海を越えた「新たなシルクロード」が正式に実現した。
アルジェリアは北アフリカに位置し、豊かな天然資源と長い歴史を持つ国。今回、広州との直行便が開通したことにより、新たな経済の活力を両エリアに吹き込まれることが期待されている。
アルジェリア航空の中国エリア初代責任者は記念式典で「直行便の就航はアルジェリアと中国を繋ぐ友好と発展の架け橋になるでしょう。そして、両エリアの交流が新たなステージに行くことを願っています」と話した。(10月29日)
サムズ、出店が加速
25年は10店も誕生
会員制スーパーマーケット「サムズ・クラブ」の深セン宝安店が10月31日(金)にオープン。その後、北京、上海、広州、揚州にもサムズ・クラブの店舗が相次いでオープンするという。
サムズ・クラブの店舗数は現在、中国で63店に増加。中でも2025年は合計10店が出店し、過去最高を更新する見通しだという。同スーパーマーケットは1996年、深センに初オープン。その後、20年近くの間、スローペースで出店を続けていたが、2024年より出店スピードが加速し、25年には驚きの伸びを見せた。データによると24年、サムズ・クラブ中国の会員数は860万人を超え、年間売上高は1000億元を突破したという。(10月30日)






















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