2013年12月2日号 広州ゴチ 兄弟船 ―海鮮居酒屋―

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刺身でも食べられる新鮮な寒鰤を贅沢に使ったしゃぶしゃぶは、

味も格別。〆は雑炊またはラーメンで

 

接待に使いたい店

最近、日本人向けの飲食店が続々とオープンしている六運五街。

その草分け的存在が、海鮮居酒屋「兄弟船」だ。

中国メディアにもたびたび取り上げられ、

今や押しも押されぬ名店として知られている。

 

厳選された食材と技が織り成す料理は、舌の肥えた客を唸らせ、

その味の確かさに接待の利用も多いという。

 

今回は、「とにかく旨いものだけを食べたい」という客のワガママに応え、

富山産寒鰤と旬の海鮮を盛り込んだ、兄弟船「冬の極」を用意した。

 

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酒飲み冥利の料理 

まず、「季節の肴三色盛」は、「寒鰤なめろう」に「赤貝ぬた和え」、

「本鮪血合いの甘辛角煮」と、日本酒にピッタリのものばかり。

香り高い純米大吟醸「獺祭」(120元/合)と合わせれば、

箸は止まらず、つい盃を重ねてしまう。

 

また、富山産寒鰤とスペイン産本鮪の「季節の二色造り」は、

身が締まって歯ごたえがあり、

岩塩で食べると、本鮪の旨味がより強く感じられる。

極めつけの「寒鰤しゃぶしゃぶ」は、鰤の脂が口いっぱいに広がり、

刺身と全く違う、トロリと柔らかな食感に驚かされる。

この機会に、「兄弟船」の粋を集めた自信作を、しかと味わいたい。

 

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info

住所:広州市天河区体育東路六運五街56号

TEL:020-8751-9266

TEL:150-1876-2779(高橋)

営業時間:17時~24時(年中無休)

席数:40席、個室2室

予算:約250元

 

~広東ジャピオン2013年12月2日号

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