二胡の楽しさを分かち合いたい
内田宗吉さん
広州に住んで1年になります。
二胡の練習法やメンテナンス法など、情報交換できる仲間を募集中です!
心揺さぶる音との出会い
二胡がライフワークに
大手理科学機器メーカーに勤め、昨年から広州に駐在している内田さん。
南方の人々ののんびりした気質や、緑の多い街並みが気に入っているという。
内田さんのライフワークである二胡との出会いは、
2005年に北京に出張した時のこと。
天壇公園でおじいさんたちが二胡を弾いているのを聞き、
「この音だ!」と心を揺さぶられた。
日本で早速レッスンをスタート。
さらに、二胡のメッカ、上海や蘇州を訪れ、情報収集もするようになった。
広州の中国楽器店にも足繁く通い、主だった店はすべて回ったそうだ。
広州市大新路の楽器店「七律琴行」にて試奏を楽しむ
ブログで情報を発信
自作の「駒」が商品化
内田さんは自身のブログで、
中国の二胡事情や練習法など、多岐にわたる情報を発信し続けている。
また、コミュニティも立ち上げ、情報交換の場ができると、
先生による指導法の違いなど、見えてくることも多かったという。
もともとエンジニアで、研究熱心な内田さん。
楽器の構造にも興味を持ち、部品を交換して違いを比較するうちに、
自作の「駒」が商品化されるまでになった。
「二胡はシンプルな楽器なので、部品を一つ変えただけで音が変わります。
そして、弾き込むほどに音がよくなる、育つ楽器でもあるんです」と語る。
奥深い二胡の世界への、内田さんの探求心はとどまるところを知らない。
好きな言葉 温故知新
出身地 大阪
出没エリア 越秀・梅屋
生活満足度 ★★★
内田さんのブログ: 二胡やるぞー
http://soukichi.exblog.jp/
WEB: 二胡やるぞーまとめサイト
https://sites.google.com/site/erhuanalyze/
~広東ジャピオン2014年3月31日号