別れは出会いの始まり
藤島真由美さん
北海道の大学に通う、文化学科の3年生です。
1年間の留学生活を終え、いよいよ今月帰国します!
しっくりくる中国生活
個性を尊重し合う留学生
2年前の夏、サマーセミナーで短期留学したことをきっかけに、
昨年の夏、今度は交換留学生として再び広州にやってきた藤島さん。
「中国は自分に合っています」と生き生き話すその表情が、充実した生活ぶりを物語る。
「日本では〝みんなと同じ〟で行動しがちだけど、
中国に来て、肌の色も宗教も違う留学生たちがお互いを受け入れ合う姿を見て、
〝ありのまま〟でいいんだなと思いました」。
そんな藤島さんを日本から訪ねてきた大学の先生は、
性格も明るくなって、留学した生徒の中で一番成長した、と喜んでくれたそうだ。
労働節の祝日に友人たちと登山した際の1枚
思い出に残る誕生日
旅行業に従事したい
楽しい生活を送っている藤島さんだが、留学期間を終え、今月帰国する。
滞在中1番の思い出は、4月14日の自身の誕生日だという。
「韓国人、ペルー人、ロシア人…色んな国の友達が、
それぞれの母国語で〝お誕生日おめでとう!〟と祝ってくれました」。
その後、みんなでバースデーケーキをフォークでつつき、
大笑いした事もいい思い出だとか。
世界各国の友人ができ、彼らと離れるのは寂しいが、
「別れは出会いの始まりなので、今後が楽しみでもあります」と、藤島さんは明るく言う。
大学卒業後は、中国語を活かし、旅行関係の職に就きたいと目を輝かせた。
好きな言葉 十人十色
出身地 北海道札幌市
出没エリア 広州購書中心
生活満足度 ★★★★
~広東ジャピオン2013年7月15日号