〝食の広州〟で充実した生活

阿福さん

広州歴2年5カ月の阿福さんが登場。

〝広州美食探訪会〟の副会長を務めています。

メンバー募集中!

 

３度目の中国

広東語にも挑戦

 

日本にいた頃、仕事で中国人と接する機会があったことで、

中国に興味を抱いたという阿福さん。

これをきっかけに山東省へ留学、半年後再び駐在員として上海へ渡った。

 

世界的不況の煽りを受け一旦帰国するも、日本の生活に違和感を覚え、

２０１０年に「仕事も家も決まっていない状態で、

スーツケースを２つだけ持って広州に来ました」と、

再び中国の地に降り立った。

 

物流会社に勤める傍ら「広東人と深く付き合うために」と、

１年前から広東語も学び始めた。

「声調も多いし、普通語よりも難しいです」と話す。

 

〝広州美食探訪会〟メンバーとの１枚

 

同好会を立ち上げ

充実した私生活

 

約１年前に、中国人の友人と共に〝広州美食探訪会〟という同好会も立ち上げた。

「２カ月に１度集まって、主に広東料理を食べに行きます。

会員数は現在約30人。メンバーには中国人も約半数いるので、

日中交流会にもなっています」と、充実した様子だ。

 

現在、この同好会で出会った広東人女性と交際している阿福さん。

「彼女は、お気に入りの飲食店リスト帳を作ってしまうほど、

美味しいものが好きなんです」と笑う。

「手料理を作ってくれることもあり、

珍しかったのは〝姜醋鶏蛋〟という卵の生姜煮ですね。

体が温まるので、よく冬に食べるそうです」と、

幸せいっぱいの笑顔を見せてくれた。

 

好きな言葉　相濡以沫

出身地　宮城県　　　

出没エリア　江南西、北京路

生活充実度　★★★★　

 

～広東ジャピオン2013年4月1日号