「鶏の水炊き」はポン酢、紅葉おろし、日本産の有馬山椒でさっぱりと。
〆は雑炊にできる
活鰻と手打ちそば
今年7月、南山区に新店舗を構えた「蕎上人」。
純和風の佇まいが心を癒す。
同店では、有機野菜や日本直輸入の天然岩塩、
土佐の本鰹節など、厳選素材にこだわる。
中でも自慢の活鰻は、福建省にある
東京の老舗鰻店と同じ専用養殖場から取り寄せたもの。
白焼きにしてから蒸し上げ、秘伝のタレで丁寧に焼く。
「ウナギの蒲焼き」や「ウナギの白焼き」(各190元)で、
香ばしい皮とふっくら柔らかい身に舌鼓を打とう。
また本格手打ちそばは、そば粉の香りと、
土佐の本鰹節や利尻昆布で取ったダシが
そば本来の味を思い出させる。
鶏を味わい尽くす
同店ではこの冬、5種類の鍋が登場した。
料理長のイチオシは自然栽培で育った鶏と北海道産の葛きり、
湖南省洞庭湖産の天然セリなどを、
3~4時間かけて煮込んだ鶏骨スープでいただく「鶏の水炊き」。
最後の雑炊まで、鶏の旨味たっぷりだ。
ほかにも、「スッポン鍋」(280元)、「あんこう鍋」(260元)、
「ブリのしゃぶしゃぶ」(320元)など、食通を唸らせる鍋が揃う。
なお同店では11月中、芋焼酎「黒甕」(通常380元)が300元、
蕎麦焼酎「蕎麦和尚」(通常580元/各720㍉リットル)が
480元となる焼酎イベントも実施中。
また、忘年会などの予約も受付中、
各種宴会コースもあるので気軽にスタッフに声をかけよう。
info
住所:
南山店・深セン市南山区南海大厦1階(中油陽光大酒店隣)
常平店・東莞市常平鎮新南二街3号(匯美酒店斜め向い)
長安店・長安鎮中恵山畔賢徳路18号(長安国際酒店後ろ)
TEL:0755‐8625‐0406
営業時間:11時~14時、17時~23時
席数:80席、個室6
予算:165元
~広東ジャピオン2014年11月24日号