いつでも必食デザート

Ｙ家ではたまに無性に食べたくなる広東スイーツがあるんや、それは「双皮奶」といって、水牛のミルクを使った牛乳プリンのようなもので、ほのかに甘く、滑らかな口当たりがたまらん絶品デザートやねん。これまで取材の合間に色々な店で食べ比べしたけど「これは！」と思えるような店を見つけることができひんかったんやけど、この前、嫁と一緒に散歩している時についに発見。場所はレンガ造りの洋館が立ち並ぶ「東山口」。看板の電球が所どころ切れていて「この店大丈夫かいな？」と思ってしまいそうやけど、双皮奶は今まで食べた中で１、２を争うほどの美味しさやったんや。

久々の特大ホームラン

店のメニュー表には「芒果双皮奶」（17元）や「紅豆双皮奶」（15元）など、色んな種類の双皮奶や広東小吃の名前がズラリ。わてはトッピング一切なし、王道を行く「奶皇双皮奶」（18元）、嫁は生姜入り牛乳プリン「紅豆姜撞奶」（15元）を注文。さすが皇帝の皇の字を使っているだけあって、絶妙な甘さ加減、濃厚な牛乳の味わい、滑らかな口当たりすべて、ほかの店より群を抜いてよかったわ。嫁が頼んだ紅豆姜撞奶も牛乳のコクと生姜の風味が絶妙でこれも大当たり～。最近の寒さでブルブルしていた嫁に笑顔が出ていたで！

そのあと、ほかのスイーツも食べてみたんやけど、双皮奶ほどの感動はなかったな。この店では激オシ双皮奶を食べるのが一番やで。