今週の広東ローカルニュースを紹介

中国ハイテクフェア開催

105の国や地域が参加

 深セン会展中心で11月15日(水)~19日(日)、「第25回中国国際高新技術成果交易会(中国ハイテクフェア)」が開催。会場は福田区の深セン会展中心と宝安区の深セン国際会展中心の独立展示スペースの2カ所で、105を超える国、地域グループから4925社が出展。展覧会総面積は50万㎡超で、参加国、地域の数と共に市場最大規模となり、中でも「一帯一路」参加国は76カ国で、UAE、ケニア、ポーランド、ロシア、セルビア、ギリシャ、ハンガリーなどの参加国は、次官級以上の高官が国家ブースを率い、最新技術製品の展示、投資環境紹介や宣伝活動などを行ったという。

 同フェアは「創造の活力をインスパイアし、発展の質を高める」をテーマとし、科学技術の交流に留まらず、最大の目的は一つの国際プラットフォームをつくり、科学技術成果を転換させることだという。(11月16日)


天猫と京東のW11

売上結果発表

 天猫(Tモール)と京東(JD)が11月12日、今年の「双11(ダブルイレブン)セール」の売上報告を発表。天猫の双11利用ユーザー数は8億人を超え、11月11日0時までに402ブランドで売上高1億元を突破。京東は取引額、受注数、ユーザー数でいずれも新記録を更新したという。

特筆すべきは、例年半袖Tシャツが売れる広東省で、今年はスキーウェアの売行きが好調であったということ。スキーウェアブランドVECVEC1創業者の谭氏によると、広州には大型室内スキー場があり、若者が続々と訪れている。また女性スキーヤーも増えており、今年天猫モールに初出店し、双11売上目標は2倍以上に設定したという。(11月12日)


広州国際美食フェス閉幕

6日間でのべ80万人来場

 番禺区長隆万博商務区万博中心で11月15日(水)、「2023年広州国際美食フェスティバル」の閉幕式が開催され、盛況のうちに閉幕した。閉幕式では番禺区科工商局責任者が謝辞を述べ、会期を振り返って優秀企業や番禺区10大シェフ、10大点心師等を表彰。番禺区グルメマップが発布された。

同フェスは2012年に初めて開催され、今年第12回目となる。主会場には110ブースが出店し、6日間で延べ約30万人が来場、売上高は2000万元を超えた。主会場とサブ会場合計で延べ約80万人が訪れた。(11月15日)


広州、秋入り

例年より三日遅い

広州気象台は11月12日(日)、広州の秋入りを発表。例年より三日遅れての秋入りとなったという。

今年の広州は10月21日と22日に平均気温が19度以下になったが、その以外の日の平均気温は22度で、中々秋入りになる気配はなかった。しかし、11月11日(土)より寒気が流れ込み、気温が低下。12日にようやく秋入りとなった。

 同気象台の話によると、例年の広州秋入りは11月9日ごろ。2009~22年で最も遅い秋入りは17年の11月13日で、夏の期間は220日間続いた。一方、今年は4月11日に夏入りし、215日間、夏の日が継続したという。(11月20日)


国際灯火祭が開催

期間中、一部駅が閉鎖

 広州市珠江新城エリアでは、11月21日(火)~30日(木)にかけて、インターナショナルレイティングフェスティバル「2023年広州国際灯火祭」を開催。広州地下鉄によると、期間中、1日平均の地下鉄利用者はのべ940万人になる見込みだという。

また灯火祭の開催期間中、海心沙エリアは17時に閉園。それに合わせて、APM線「海心沙」駅は18時より利用不可能となる。またAPM線「婦儿中心」駅、「花城大道」駅、「大劇場」駅、3号線「広州塔」駅、「珠江新城」駅などは、通常より混雑が予想されているので、地下鉄関係者は列車の増便するなどをして対策を講じているという。(11月20日)

 

 

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