空心菜で若返り作戦
空心菜は東南アジアが原産で、日本では沖縄などで栽培されている。
シャキシャキとした食感を特徴とし、クセがなく食べやすい。
空心菜は栄養価が高く、
特にビタミンB2、ビタミンE、鉄、葉酸、カルシウム、カロテンを豊富に含む。
そのため、生活習慣病予防や肩コリ、頭痛の改善にも良いとか。
中国で空心菜は、食物繊維を豊富に含んでいるため、
胃腸の働きを活発にし、
便秘予防に有効な食材として知られていると共に、
解毒効果も認められ、肌荒れの改善を始め、
食中毒予防にも活用されているそうだ。
また、アルカリ性の食材に分類され、
身体の熱を取り除き、利尿作用があるため、
痛風や高脂血症などの予防が期待できるほか、
止血効果もあり、
鼻血が出やすい人や痔になりやすい人に適した食材なのだとか。
さらに空心菜は、食べ合わせによって様々な相乗効果が期待でき、
卵やオリーブオイルと一緒に食すと
老化や眼精疲労、ガン予防、鶏肉ならコレステロールの吸収を抑える働きがあるという。
そのため、中国家庭では炒め物などにして一緒に食されることが多いようだ。
苦味も少なく食べやすい上に、栄養価抜群の空心菜。
相性の良い食材と一緒に食べて、若返り大作戦を実行してみては。
~広東ジャピオン2014年5月12日号