肌にうれしいビタミンC
日本でもシチューや温サラダなどでお馴染みのブロッコリー。
キャベツを改良して作られたアブラナ科の緑黄色野菜で、
抗ガン物質とされるイソチオシアネートを含む。
ブロッコリーのビタミンC含有量は、レモンの2倍。
このため、皮膚の代謝に働きかけ、
シミやソバカスなどの色素沈着防止が期待できる。
さらに、抗酸化作用に優れ、皮膚や粘膜の保護、
アンチエイジングに役立つビタミンAも同時に摂取できるので、
美肌作りや風邪予防に欠かせない食材と言えるだろう。
中国でブロッコリーは、その消化の良さから、
高齢者や幼児に適した野菜と言われ、
暴飲暴食で胃腸が弱っている時などによく食べられる。
また、高血圧や糖尿病、高脂血症予防にも有効なのだとか。
中国の一般家庭では、
「ブロッコリーと海老炒め」や「ハムとブロッコリーのスープ」など、
炒めたり茹でたりして食されることが多い。
民間療法では、がん予防目的で、
ブロッコリーの煮だし汁が飲まれるほか、
豊胸やダイエット効果もあると言われ、女性に人気のある野菜なのだそう。
1株食べても40㌔カロリーとヘルシーなうえ、
コラーゲンの生成に働きかけるビタミンCが豊富なブロッコリー。
毎日食べて、美肌を手に入れよう。
~広東ジャピオン2015年7月06日号