今週のドクター
広州エリザベス国際医療センター
唐玲医師
日本では少し馴染みがない「菊花茶」。
今週のドクター・中医科の唐玲医師に「菊花茶の効能は?」と伺うと
「〝散風清熱(風邪症状の抑制)〟、
〝清肝明目(内臓の負担を軽減、ストレスや目の疲れを取る)〟、
〝解毒消炎(喉の痛み、皮膚のかゆみを軽減)〟の効果があります。」と教えてくれた。
さらに「菊には〝黄菊〟と〝白菊〟の2種類があり、
黄菊は苦く、〝散風清熱〟、〝解毒消炎〟の効果が、
一方白菊は甘く、〝清肝明目〟の効果を多く持っています。」と補足してくれた。
また、菊花茶を作る時〝枸杞(クコの実)〟を入れると効果倍増だそうだ。
仕事の休憩時間、菊花茶を飲んでリフレッシュしてみませんか?
~広東ジャピオン2016年5月16日号