深セン空港、目標Wで突破
年間利用者数5000万人
深セン空港ターミナルで2019年12月18日(水)、広報イベントが開催され、深セン空港の年間旅客数が延べ5000万人、年間国際旅客数が延べ500万人を突破したことが明らかになった。
2016年以来、国際ハブ空港を目指し毎年新たな国際路線を10本以上開設してきた深セン空港にとって、今年は操業28周年の歴史の中で新たなマイルストーンを打ち立てた1年となった。
深セン空港が就航したから28年の間、空港を利用した累計旅客数は延べ5・6億人を超えた。中でも旅客者数が大きく増加したのは2003年~2016年で、年間旅客数は1000万人~4000万人まで増えた。現在、深セン空港は2本の滑走路で運行し、国内外180都市へ就航。一日の平均便数は700本から1100本まで増加し、ピーク時の1日最多利用客数は17万人を超えている。
(2019年12月19日)
深セン市就業人口
1168万人に
深セン市人力資源及び社会保障局は2019年12月16日(月)、今年11月末までの深セン市の就業者数が15・19万人(深セン戸籍以外も含む)増加し、全市の就業人口が1168・11万人に達成したと発表した。
深セン市では起業支援に力を入れており、創業担保ローン政策や起業基地の建設などを行っている。今年深セン市が貸し付けた創業担保ローンの総額は2・27億元で、昨年比555%増加した。その他、高卒生の就業支援に重点を置いた多様な就職ルートの促進や、大規模な職業技能研修等を実施している。
失業保険統計によると、今年第3四半期の登録失業率は2・22%で、全市の就業人口規模は昨年比3・3%増加した。
(2019年12月17日)
二沙島の改造プロジェクト
2019年末より開始
広州市で2019年12月18~19日、「第2回中国(広州)体育産業創新大会」が開催され、国家体育産業の核心モデル基地として二沙島改造計画が発表された。同計画では、二沙島体育公園や伝祺公園等の工事が行われる。また、越秀区3年改造プロジェクトでは、6つの体育公園、6つのランニングコースが整備される。
大会開催地の越秀区は体育産業を経済発展の重点に据え、2017年末の区内関連企業数は4461、売上50億元、GDP比率1・56%で、市全体の体育産業において重要な地位を占める。
(2019年12月19日)
エレベーターを増設
市のバリアフリー対策
広州日報は近頃、広州市の多くの歩道橋はエレベーターを増設する工事を実施していると報告した。
同市は、人口の高齢化や身体障がい者の歩行困難な問題に直面しており、これまでバリアフリー対策が完備されていない状況にあった。しかし同市交通局などの機関が、3年以内に歩道橋にエレベーターを設置すると発表し、天河区の珠江新城に新しく作られた歩道橋はバリアフリー化されているという。なお同市住房と城郷建設局の関係者は、今後歩行者トンネルや古い歩道橋などの改善・改造とバリアフリー化を視野に入れ、トンネルのハード施策、橋の荷重差を防ぐための測量を進めていく必要があると話している。
(2019年12月24日)
清時代の文化財
補修工事が着工
広州日報は2019年12月15日(日)、広州市の文化遺産である「北亭村・崔氏宗祠」の補修工事の着工式が行われたと報告。
同祠は同市番禺区の小谷圏街道に位置し、1878年の清時代に建立されたと言われている。総面積30・46㍍、奥行52・47㍍、敷地面積は1602・58平方㍍。同祠は1997年に部分的な修繕、2012年には車の衝突による破損修復工事が行われるなど過去10年の間に何度も修築を繰り返している。同区文広体旅局の局長は、同祠の補修工事が今年市全体で最も規模の大きかった文化財の保護事業であったと述べており、この公務が文化財保護工事におけるモデルケースになることを望んでいると話している。
(2019年12月15日)