今週のローカルニュースを紹介

深セン航空の旅客数

2019年は3200万人

昨年最後の深セン航空ZH9512便が2019年12月31日(火)、深セン宝安国際空港に到着し、深セン航空総裁の陳志財勇氏や党書記の周治偉氏らに迎えられて、無事に1年の任務を終了した。

深セン航空は就航以来26年間安全運行を続けており、2019年の飛行時間は61万・54時間で、昨年同期比3・3%増加。年間利用者数は延べ3220万人で、昨年同期比4・8%増となった。昨年12月までの就航都市数は80、路線数は200を超え、そのうち国際線は38路線で、年間の離発着数は延べ26万回を超えた。

粤港澳大湾区及び深センでは、現在、中国特色社会主義先行モデル区の建設を進めており、昨年は深センーペナンや深セン―チェジュなど6本の国際線を増設。今年4月には、深センー福岡便も開設される予定だという。1月10日~2月18日の春節期間は、1000便が増便される。(1月2日)


深セン市ゴミ分別

個人罰金200元

「深セン市生活ゴミ分類管理条例」が2020年5月1日から施行される。同条例によるゴミの分類は「リサイクルゴミ」「生ゴミ」、「有害ゴミ」、「その他ゴミ」の4種類で、家庭の生ゴミはゴミ袋に入れて捨てるよう規定された。また、個人が条例に違反した場合、50元から200元の罰金が科される。

広東では、毎年春節を過ごすのに「年花・年桔」の生花や金柑鉢などを飾る風習がある。春節後、これらのゴミ処分については同条例で特別規定が設けられ、主管部門によりゴミ捨ての時間と場所が指定される。廃棄対象の鉢植えについては、容器、植物、泥などの内容毎に分別し、それぞれリサイクルゴミ、生ゴミ、その他ゴミとして処分される。(1月2日)


生ゴミの1日平均処理量

深セン市で龍華区が最多

龍華区城市管理及び総合執法局は、生ごみの回収と処理について、龍華区が深セン市最多であったと発表。同局のデータによると、龍華区には1万73の飲食店があり、生ゴミの回収が集中している。1日の生ゴミ処理量は360㌧で全市最多で、1日のメタンガス発生量は1万8100㎥であるという。

現在、龍華区の生ゴミ回収車は28台、回収作業員は90人で、回収ルートは20本ある。同区責任者は、一部飲食企業の分別率を高め、生ゴミに生活ゴミが混入しないよう指導を強化していくという。(1月2日)


新路線の進捗状況

北延長線9割完成

広州日報は1月7日(火)、広州地下鉄における「2019年度の新路線建築工程表」が完成したと報告。

同表によると、地下鉄8号線「文化公園」駅から「滘心」駅を走る北延長ラインでは、土建工事の90%が完了、本年度開通見込みとしており、また「広州東」駅から「南沙」駅を通る「快速18号線」は、昨年に比べ32%増の進捗率であるとしている。北延長ラインは全長約16㌔で、13駅を設置。そのうち「陳家祠」駅で1号線と、「西村」駅で5号線と乗り換えが可能だという。ほか「快速18号線」は、全長約61㌔で、9駅を設ける。1時間当たり160㌔の運行速度を誇るため、全行程を最高30分で完走できる見込みだ。(1月7日)


40日間続く春運

旅客輸送量が増加

深セン市公安局交通警察局は1月6日(月)、記者会見を開き、今年の春運(春節と呼ばれる旧正月のころに交通量が非常に多くなる現象)が10日(土)に幕を開け、40日間続くことを明らかにした。

同局交通部は、深セン市の旅客輸送量は前年比2・3%増の1763万4200人に達すると予測している。うち船を利用する人は63万9500人、道路輸送旅客は203万3900人、飛行機での移動者は317万9000人、鉄道利用者は、1172万1800人になる見込み。深センの小中学校は19日(日)から休校のため帰省車両は同日から23日(木)にかけて集中する見通しで、高速道路の交通渋滞が大きくなることが予想される。(1月7日)

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