無人配送車が全市をカバー
国内初のネットワーク構築
福田区梅林エリアにある無人運転配送ルートで最近、パイロットテストが行われ、テストは成功を収めた。これにより同市が配備を進める無人配送システムが都市部に導入されるのも間近となりつつある。
深セン市インテリジェントネットワーク交通協会によると、同市では現在、無人運転車の横断ルートが10本開設され、総走行距離は30㌔を超える。同市は全国初となる市レベルのインテリジェンス配送網の構築に成功しているという。ネットワークは龍岡―龍華の7路線を中心に坪山―龍岡、龍華―宝安、龍華―光明のルートが各1本ある。全部で29の市道を繋ぎ、30分以内の配送実現が期待される。また将来的には、アプリから無人車を追跡できるようになるという。
順豊の深セン・東莞エリア運営計画責任者によると、無人運転車80台は35人および35台の配送車輌の労力に相当するという。(7月8日)
大鵬新区に6カ所
屋外結婚登記所
深セン市大鵬新区で最近、初の屋外結婚登記所6カ所が正式運用を開始。6カ所の屋外結婚登記所は「苫也・柚柑湾避世度假酒店」、「阿卡那拉琉璃海美宿度假区」、「玫瑰海岸文化旅游度假区」、「粤海港游艇服務有限公司」などに設置され、新婚カップルにロマンティックな婚姻届出、結婚写真撮影、ハネムーンが一体となったワンストップサービスを提供する。
夏休みのピークを迎え、これら6カ所のスポットではハネムーン商品の開発や婚礼観光産業の充実に力を入れている。今後、大鵬区では特色ある屋外登記所を使い、婚礼ビジネスを中心とした「スイート経済」を推進、海や山の自然を活かしロマンティックな商品を提供していくという。(7月7日)
村とコミュニティ
両方から結婚育児助成支給
広州市龍帰街嶺南村では7月7日(月)、村とコミュニティが連携した福祉政策を実施。初婚奨励金、出産補助金、重病補助金、死亡弔慰金の4大福利につき、管轄下にある12の経済共同体で同基準の奨励金や補助金を条件に合う村民に支給し、集団経済発展の恩恵を共有する。
例えば結婚・出産の奨励補助では、以前だと嶺南連合社戸籍株主メンバーである初婚カップルの夫婦に対し、連合社からのみ奨励金が支給されていたが、新政策後は村と連合社の両方から同時支給し、需給額が倍になるという。(7月8日)
広深港高速鉄道、利用者
1500万人を突破
中国鉄道によると、今年上半期、広州、深セン、中国香港を結ぶ「広深港高速鉄道」を利用し、中国香港と本土を移動した旅行者は累計1503万2000人を記録。前年に比べ208万8000人も増加し、グレーターベイエリアの発展が順調に進んでいることを示した。
グレーターベイエリアのインフラ整備が進むにつれて、中国香港より多くの人々が広州、深センに来訪。統計データによると2024年の中国香港から来た人々の消費総額は557億香港㌦で、23年より200億香港㌦近く増加。また24年通じて、中国香港からの訪問者は8191万人に達し、年ごとに50%以上も増加しているという。(7月8日)
女子バスケ、アジア大会
深セン市で開催
深セン市体育中心体育館の本館と別館で7月13日(日)から7月20日(日)にかけて「FIBA女子アジアカップ2025」が開催。アジア各国より集まった16のチームがディビジョンA、Bのグループに分かれて試合を行い、ディビジョンAの優勝チームは、FIBA女子アジアカップのトロフィーを手にするだけでなく、2026年にドイツで開催されるFIBA女子バスケットボールワールドカップへの直接出場権と206ワールドカップ予選大会への出場権も手にすることができるという。
また2位から6位のチームはワールドカップ予選トーナメントへの出場権を獲得できるという。(7月11日)