今週の広東ローカルニュースを紹介

広州碧道、25年末完成

全市に1506㎞を敷設

広州日報によると、3月31日(火)、「広州市碧道建設実施方案(2020―2025年)」が発表され、2025年末までに広州市内に1506㌔の緑道が敷設されることが明らかになった。今年は、流渓河碧道、閲江路碧道、臨江大道碧道、生物島碧道、二沙島碧道、沙面碧道の6つをモデル緑道として建設を推進する。

同方案は「広州碧道:理想水生活」を全体理念に掲げ、緑水の美しい岸辺沿いに、広州の山・河・海を臨む都市風景と自然の営みの共存を目指す。また、昨年「1年間の試行建設を経て、今年から3年は成果を発揮し、7年で基本建設を完了する」ことを目標に工事が進められる。

今年建設される6つのモデル道は、「自然」、「都市」、「芸術」、「文体」、「文化」、「創新」をテーマに、トレッキングコースや公共スペースも設けられ、広州2000年の歴史と共に水際の美が市民を癒す。(4月1日)


羅湖、電子消費券

3000万元配布

深セン市羅湖区で3月31日(火)、「2020礼亨羅湖」イベント開幕式が開催され、同区が3000万元の電子消費券を配布すると宣言した。同イベントは、全深セン市民に対して実施され、電子消費券は各小売店、宿泊施設、飲食店などで利用できる。

3月31日(火)~6月30日(火)の毎週水曜日午前10時に電子消費券の抽選が行われ、当選者には「微信支付」へ通知と共に、消費券が自動送信される。参加方法は「微信小程序(WeChatミニプログラム)」から一度参加登録するだけで、イベント期間中ずっと有効となる。

電子消費券は、期間中、羅湖区内の微信支付が使える小売店舗で利用でき、抽選には高額消費券も用意されているという。(4月1日)


深セン最後の医療チーム

支援終え、武漢より帰還

深セン晩報によると、3月31日(火)、武漢市で医療支援活動を終えた中医医療チーム25名が、深セン市へ到着した。これまでに深セン市から湖北省へ支援に向かった医療スタッフは計77名で、今回で全員が帰還を果たした。

同医療チームは第4期国家医療チームとして、2月17日に深センを出発し、1カ月以上の武漢滞在では武漢雷神山医院の重症患者の看護にあたった。隊長の劉禹翔氏は「雷神山医院に到着した時、まだ病院建設が完全に終わっていなかった。医療チームが54時間かけて、治療できる環境を整えた」と語った。(4月1日)


6号線と10号線、試運転

今年8月の正式運行に向け

深セン晩報は、地下鉄6号線と10号線が3月31日(火)より、3カ月間の試運転期間に入ったことを報道。今年8月に正式運行できるよう運行テストを行っていくという。

関係者によると6号線は全27駅で運行時間は約66分。「松崗」駅を出発し、宝安区、光明区、龍華区、福田区、羅湖区を経由して「科学館」駅に到着。光明区と龍華区の発展に寄与すると考えられている。

一方、10号線は全24駅、運行時間は約45分。「福田口岸」駅を出発し、福田区、龍崗区を経由して「双拥街」駅に到着。福田口岸―平湖間の移動時間をわずか45分に短縮。福田中心区と坂田の交通量緩和に大きな効果があると期待されている。(4月1日)


南山区、ゴミ分別が厳格に

リサイクル率40%以上

深セン晩報によると、南山区政府の同意を経て、近日、「南山区2020年生活ゴミ分類と減量工作方案」が正式に公布されることがわかった。

同方案には「2020年末までに南山区生活ゴミの分別投棄、分別収集、分別運搬、分別処理のシステムを整備し、市民の生活ゴミ分別率を90%以上、リサイクル率を40%以上に押し上げ、さらに生ゴミの回収量を1人当たり1日、0・1㌔までに抑えることが目標である」と明記されている。2019年、1月から12月までの南山区における生活ゴミの量は103万㌧あまり。本年度は南山区全体で生活ゴミ分別を推し進めていき、市民に徹底させると関係者は語っている。(4月1日)

 

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