黄沙水産センター開業
三次産業との融合も視野
広州市茘湾区東洛囲埠頭の黄沙水産センター(黄沙水産新市場)が9月8日(月)、正式にオープン。センターの総面積は約11万㎡で、活鮮、チルド、冷凍、加工品等の水産卸売店が集まり、最新設備を備えて、新たな専門水産市場として開業する。
1994年開設以来、広州黄沙水産交易市場は全国でも類を見ない規模の鮮魚海鮮市場へと成長。黄沙水産ブランドは世界的な知名度を形成してきた。黄沙水産センターは、広州市のプロジェクト及び事業として重要な都市機能を継承し「交易+物流+展示貿易+Eコマース+文化観光」」の五位一体のスマート型水産産業の総合体として整備される。
中国水産物流加工協会会長の崔氏は、黄沙水産センターの稼働は中国水産流通の集約化、デジタル化、国際化だけでなく、第三次産業との融合発展を促進すると語る。(9月9日)
国際交流センター
南山区にオープン
フランクフルト国際交流センターが9月7日、大沙河公園に開設。2025フランクフルト―深セン南山国際交流会が開催された。
2021年以来、南山区とフランクフルトクラブはサッカーを架け橋に教育、文化、経済等多方面に協力を拡大。同センターは多目的ホール、スタジオやオフィス等を備え、多様な交流ニーズに対応する。
フランフルトFCのアクセル・ヘルマン会長は、フランクフルトと深センは共にデジタル化や人工知能等の科学技術革新の分野で先進的な都市であり、今後は金融、物流、医薬、製造業等の分野で相互補完、深化できると指摘。国際交流センターが両地域のイノベーション窓口となることを期待すると語った。(9月9日)
宝安空港スマート配膳ロボ
搭乗口へフードデリバリー
深セン宝安国際空港は9月9日(火)、美団と共同開発した最新技術のスマートデリバリーロボット「小黄蜂」の運用を開始。旅客は美団アプリを開き、空港サテライト内の出店店舗を選択肢して注文すれば、温かい食事や冷たい飲み物を「小黄蜂」がすぐ側まで届けてくれる。
北京へ渡航する劉氏は初めてこのサービスを利用し「喜茶をすごく飲みたかったが、別のサテライトまで買いに行くと10分もかかる。安全検査を終えてスマホで注文したら、10分も経たずに商品が届いた」と喜んでいた。
(9月10日)
深センの地下鉄3路線
年末に開通予定
深セン市地下鉄5号線の西側延長路線と8号線の第3期延長路線および11号線の第2期期紅嶺南側延長路線の工事が無事完了し、テスト走行が行われると深セン晩報が報道。無事テスト走行に合格すれば、年末にも同3路線は開通する予定だという。
地下鉄5号線の西側延長路線が開通すると終点が黄貝嶺駅から大劇場駅に変更。また地下鉄8号線の第3期延長路線が開通すると大鵬新区の渓湧駅になり、5つの行政区間を走行する路線になる。そして地下舘11号線の第2期期紅嶺南側延長路線が開通すると終点は紅嶺南駅になり、14号線への乗り換えが可能になるという。
(9月11日)
高級白酒、飛天茅台
価格下落が止まらず
深セン晩報の取材によると、最近、高級白酒のひとつで主に海外輸出向けに販売されている「飛天万茅台」の市場価格が下落していることが判明。深セン福田CBD営業している複数の酒販売専門店を訪問したところ、2025年の「飛天茅台」の小売価格が1瓶1900元を下回っているという。
福田CBDのたばこ・酒販売店の店主は「昨年、飛天茅台は1920元で取引されていましたが、今年は1880元ほどで取引きされており、今もなお下落し続けています。ですので、今年は飛天茅台を仕入れていません。在庫にあるのは24年に購入した物です。」と飛天茅台の現状を語ってくれた。(9月11日)