今週の広東ローカルニュースを紹介

「幸福度の高い都市」を発表

広州市が再び栄誉獲得

広州日報によると2022年12月21日(水)、瞭望東方周刊は「2022・中国で最も幸福度の高い都市」の調査結果を発表。同調査は2007年以降16年連続で実施。累計80余りの都市が選出され、広州は2010年、18年、19年、20年に続き、5度目の選出となった。

今回の調査では152万件以上のアンケート、ビッグデータ、申請資料、実地調査、専門家評価の5つの方法で選考された。同日に開催された「2022中国幸福フォーラム」では、市人民政治協商会議副主席の張氏が広州の幸福観について語り「広州の幸福度は、千年の月日をかけて育まれたものであり、揺ぎない文化と自信が根底にある」と語った。そのほかにも「着実に質の高い経済発展」、「人民中心の都市理念」、「世界に向けた発展戦略」なども今回の栄誉を得た理由であると話していた。(22年12月22日)


広汽豊田新エネ車

年間生産量20万台

 広汽豊田汽車有限公司は2022年12月20日(火)、新エネ車製造拡大二期プロジェクト(広汽豊田第5生産ライン)の始動式典を南沙小虎島で開催した。

同公司では現在「e‐TNGA(新たに開発されるEVプラットフォーム)」を採用したEV中型SUV車「bZ4X」モデルの量産体制に突入。同生産ラインの面積は74万㎡、総投資額63億4200万元、年間生産能力は20万台に達するという。

二期プロジェクトの生産ラインは一期と比べ、購買設備の国内調達率が98・8%まで上昇。新工場では物流がスマート化され、溶接、電池、組み立て各ラインの物流エリアでほぼ100%無人化が実現された。(22年12月21日)


移動式核酸スポット

発熱診察室に様変わり

 深セン晩報は移動式PCR検査コンテナを製造する中国国際海運集装箱(集団)股份有限公司が最近、発熱患者の急速な増加に対応するため、PCR検査所を発熱診療室に改修していると報道した。

福南社区健康服務中心では、2022年12月12日(月)より一部のPCR検査所を発熱診療室に改修。小区に設置された4㎡の診療室ではワンストップ式医療サービスが行え、医師は1日160名超の患者を診察できるという。1人当たりの診療時間は5分で、処方箋、QRコードスキャン、支払い、薬受取りまで可能だ。(22年12月21日)


10大紅葉スポット発表

1月までが見ごろ

広州日報は毎年11月から翌年1月にかけて、広東省の多くの観光スポットでは紅葉が見ごろになると報道。現在、広州市のほかに、肇慶、韶関、江門、清遠、河源、梅州などが紅葉シーズンに入り、一年の中で最も色鮮やかな季節になっているという。

広東省林業局は最近、第4回森林文化週間の冬イベントを広東省天井山国立森林公園で開催。同局はイベント内で「広東省南エリア紅葉10大ポイント」を発表した。

同発表では広州市従化区にある「広東石門国家森林公園」や広州市白雲区にある「広東帽峰山森林公園」、韶関市にある「広東天井山国家森林公園」などが紅葉スポットとして選ばれた。(22年12月25日)


佛山地下鉄3号線始動

多くの路線と乗換可能

 佛山市軌道交通局は2022年12月24日(土)、佛山地下鉄3号線が12月28日12時より初期運転を開始すると正式に発表した。

同地下鉄は全長40・72㌔、最高時速100㌔で運行。南は順徳区順徳学院駅から北は禅城区鎮安駅まで、佛山市を南北に走行してるという。

また同地下鉄は様々な路線と乗り換えが可能。佛山地下鉄3号線の東平駅は広佛線、湾華駅では佛山地下鉄2線、北滘公園駅は広州地下鉄7号西延順徳線との乗り換えが可能となっている。さらに将来的に季華六路駅は佛山地下鉄4号線と東楽路駅は佛山地下鉄11号線と乗り換えができるようになるという。(2022年12月25日)

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