双11も「下取り」消費促進
スマート家電等売上8倍
政府が推進する買い替え消費促進政策により、今年の「双11(ダブルイレブン大セール)」売上が大きく伸びている。
深セン晩報の取材によると11月4日、蘇寧易購華強北旗艦店では、政府補助金20%に加え、メーカーブランドにより50%以上の割引も実施。来客数が倍増し、売上は昨年比198・56%増。パソコン583・03%、エアコン278・38%、キッチン・バス239・55%等が特に売上を伸ばしている。同店アプリからの購入も100%超の増加率で、特に家電売上は153%増と好調で、松下電器の乾燥機、ハイアールのCasarte冷蔵庫等が売れ筋だという。
京東電器旗艦店(華強北店)の責任者は、買換政策後、同店の全体売上は230~240%増え、特にウェアラブル家電とスマート家電が人気で8倍近くになったという。店舗では臨時レジを増やし対応している。(11月5日)
1万元超える現金
運転士発見し返却
広州日報によると最近、広州の公共バスで78歳の老人が、1万元以上の現金が入った手提げ袋を遺失。手提げ袋は運転士が発見し、被害は無かったという。
乗客の鄥氏は10番の路線バスに乗って帰宅中、慌てて下車した際に大事な手提げ袋を車内に置き忘れた。同路線の当直運転士黄氏が終着駅に到着し、車両後方の座席下で手提げ袋を発見。袋を開けてみると、中に現金1万2000元余り、携帯電話、高齢者カードが入っていたという。黄氏は遺失者が必死で探しているだろうと思ったが、次の運行任務を継続しなければならず、別の駅長に遺失物の保管を託し、持主が現れるのを待った。黄運転士は遺失者からの謝礼500元の申し出を辞退したという。(11月5日)
アジア最大のレガッタ大会
11月4日に開幕
深セン市大鵬大亜湾で11月4日(月)、「第16回レガッタチャイナカップ」が開催。約30の国や地域から200艘余りのヨットがレースに参戦し、1200名を超える選手が熾烈な戦いを繰り広げた。
同大会は今年開催された国内最大規模のヨットレースで、アジア太平洋地区においても最大のレースとなる。オリンピックメダリストや俳優の窦骁(Shawn Dou)も参加し、大きな話題を呼んだ。市関係者は、10年以上歴史を重ね発展してきた大会で、深センの海洋文化の一つになっていると語る。(11月6日)
第136回広州交易会
来場者数25万人越え
広州市琶洲会展中心で開催されていた「第136回中国輸出入商品交易会(広州交易会)」が11月4日(月)に閉幕。交易会関係者の話によると、11月3日(日)までに214の国と地域から25万3000人にも上る海外バイヤーが来場。前回開催より2・8%増加し、同会開催以来、初めて25万人の大台を突破したという。
また同会関係者は「今回の交易会では一帯一路の共同建設国および中東国バイヤーの来場率の伸びが多かった。また欧米から来場したバイヤーの数も回復し、5万4000人を記録。輸出意向成約額は前回より1%多い249億5000万㌦に達した」と話していた。(11月6日)
広深城際、ダイヤ改正
直通便、13本増加
広州、東莞、深セン市を結ぶ高速鉄道「広深城際」は11月6日(水)よりダイヤを改正。広州~深セン間の高速列車の運行数をこれまでより13本多い167本とし、広州東駅と深センを往復する便は122本、広州白雲駅を往復する便は45本になるという。
今回のダイヤ改正で、深セン駅~広州東駅直通の高速列車は改正前より4本多い16本となる。運行時間は1時間で列車ナンバーは「C-80」から始まるという。また、春運や祝日などのピーク時には、深セン駅~広州東駅、深セン駅~広州白雲駅を往復する夜間高速列車が12本増発。列車ナンバーは「C-91」から始まり、そのうち5本は直通列車になるという。(11月6日)