深セン港から越境通学再開
スムーズな税関対応に尽力
深セン晩報によると、2月22日(水)、中国香港の各小学校や幼稚園が全面的に授業を再開。当日6時頃、福田、深セン湾、羅湖、文錦渡などのイミグレでは越境通学をする児童で混み合い、独特の光景が見られた。
当日の早朝5時半、福田口岸皇崗出入国窓口では、当直職員が早くから検査設備などの確認をし、営業準備を行った。6時半にゲートが開くと、賑やかな足音と話し声と共に、様々な制服を着た児童たちが深センから中国香港への通学路に向かった。3階出国ロビーでは、高学年の生徒が嬉しそうに警備員と挨拶を交わし、慣れた様子で税関を通過。低学年の児童は職員の引率の下、手を繋いで学童集中検査エリアへと向かった。
現在のところ、福田港から域外通学する児童の数は約4000人で、皇崗港の臨時検査場から越境する通学児童の数は約130人だという。(2月23日)
木綿花が開花
植樹で鑑賞場所増
広州市林業園林局は2月22日(水)、木綿花の市内鑑賞ポイントを発表し、3つの推薦ル~トが紹介された。
木綿花は広州市の花で、2~3月に開花を迎える。先ず花が咲き、後に葉が出るようで、花の色はまるで炎の様であるという。また、木綿花は英雄の花として、広州人民の革命精神と奮闘の象徴とも言われている。
推薦のルート1つ目は、白雲空港から陳田花園、広東外国語外貿大学、越秀公園、中山記念堂、海珠広場等を経て、番禺区沙湾鎮を巡るコース。2つ目は、荔湾湖公園から烈士陵園、東山湖公園等を経て、中山公園を巡るコース。3つ目は、白雲山明珠楼から農講所などを経て先烈路を巡るコースだという。(2月23日)
世界都市指数ランキング
深センが中国内地首位
全球資産管理公司が2月20(月)、最新の世界都市市指数ランキングを発表。深セン市は総合ポイント10点満点中9・08点で世界第19位、中国内地第1位となった。
同ランキングは「経済」、「環境」、「イノベーション」、「交通」の4つの指標で総合評価され、第1位はサンフランシスコ、第2位はボストン、第3位はロンドンで、東京は第29位であった。また中国からは深センのほかに中国香港(第9位)、北京(第24位)、上海(第25位)、杭州(第27位)がランクインした。(2月23日)
中国香港行き港が誕生
琶洲から2時間で到着
広州コンベンションサロンイベントで、琶洲港中国香港・中国マカオ行き埠頭が間もなくオープンすると発表。今後は中国香港国際空港へのアクセスがより便利になると、広州コンベンションセンターの来訪者から期待を寄せられている。
広州日報の記者が2月26日(日)、琶洲港中国香港・中国マカオ行き埠頭を取材。免税店は改装中ではあったが、おおよそのインフラ設備は完成していると報道した。琶洲港中国香港・中国マカオ行き埠頭は、広交会パビリオンに隣接し、地下鉄8号線琶洲駅の近くに建設されている。同埠頭責任者は「同埠頭から約2時間で中国香港国際空港に行ける」と話している。(2月27日)
広汕高速鉄道が誕生
年内に開通予定
深セン晩報によると2月23日(木)、広州と汕尾を結ぶ「広汕高速鉄道」の建設が無事完了。同高速鉄道は年内中にに開通するという。
同高速鉄道は広東省が初めて主導で建設した路線。全長は約202㌔で、新塘、増城南、羅浮山、博羅、恵城南、恵東南、深汕、汕尾の8つの駅が建設された。また、運行速度は時速350㌔で、広州から汕尾まで約1時間で行くことが可能になるという。
関係者の話によると「広汕道高速鉄道は年内に開通条件が整う予定である。正式に開通すれば、京広、京港高速鉄道と沿海鉄道が繋がり、大湾区の鉄道ネットワークがさらに緊密になる」という。(2月27日)