今週の広東ローカルニュースを紹介

深センで女子マラソン大会

3800人の女性が参加

深セン市龍華区大浪で、3月5日(日)「イノベーション+ファッション+青春」をテーマにしたマラソン大会「2023深セン女子ファッションマイクロマラソン」が開催。同大会は、3月8日(水)の国際女性デーに合わせて開催されたイベントで、3800人の女性たちが参加。マラソンを通じて、深センを「ファッションの街」としてアピールし、女性の健康促進だけでなく自立や社会貢献を促すのが目的だという。

同大会では10㌔と3・8㌔、2つのコースを用意。女性の政治協商会委員や党代表ら38名の著名人がゲストランナーとして招待された。また今大会優勝者の陳氏で、10㌔コースを37分50秒の優秀な成績で完走したという。大会運営者は「「ランニングという健康的なスポーツを通じて、健康促進を促し、女性たちが新たなライフスタイルを見つけてほしい」と語っていた。(3月6日)


屋外キャンプ人気

週末消費旺盛

深セン晩報は最近、キャンプブームが過熱と報道。関連商品の売上げは昨年比100%になっているという。

キャンプブームが過熱している要因として、全国的な気温の上昇で週末消費が引き続き、好調になっていることが挙げられる。深セン市の公園やキャンプ場では様々なテントが張られ、多くの人がミニキャンプを楽しんでいる。

美団や大衆点評のデータによると、この2週間で「キャンプ」の検索数が昨年比450%に増加。深セン市の梧桐山の麓でキャンプ場を経営する黄氏は、今年2月下旬から、業績回復が目覚ましく、平日は若者の消費が主力となり、キャンプスタイルの2人用アフタヌーンティーセットが人気だという。(3月7日)


白雲空港にAED33台増設

3分で取り出し利用可能

 広州白雲国際空港では「学雷鋒記念日」である3月5日(日)、第一ターミナルで広東省民政庁の指導の下、広東省慈善総会、広東省藍態幸福文化公益基金会と共同で、公益プロジェクトの開始式を開催。開始式では、藍態幸福文化公益基金会から同空港に33台の自動体外式除細動器「AED」が寄贈された。

AEDは出発フロアと到着フロアの案内カウンター、手荷物受取所、休憩所、トイレなどの人が密集するエリアに設置。3分で取り出し、標準配備することが可能だという。(3月5日)


広州白雲国際空港

出入国者、大幅に増加

広州白雲国際空港の出入国国境警備検査所は3月9日(木)、新型コロナウイルス感染症対策の規制緩和されて以来、出入国する利用者が増加していると発表。前月に比べ135%も増えているという。

同検査所の関係者によると3月8日(水)24時時点で、53万人以上の利用者の出入国検査を実施。1日平均検査人数が9000人近くになり、前年と同じ時期に比べ4倍以上も増加しているという、また出入国旅客便も前年同期比320%増で、6000機以上となっている。このうち、8日の入国者はのべ1万4000人を超え、2020年以降の最高の数値を更新した。(3月9日)


今年初の就職説明会

参加企業は120社

曁南大学(石牌キャンパス)は3月9日(木)、2023年初となる「広東・中国香港・中国マカオ就職説明会」を開催。金融業、製造業など幅広い業界の企業が120社参加し、3000を超える職が用意された。

今回の就職説明会では民間企業の求人総数の44・32%と依然として高いことが判明。また賃金が最も高い業種は金融業(1万1323元)、建築業(8904元)、製造業(8336元/各月)であった。

広州勝美達電機有限公司の採用担当の劉氏は「私たちは主に研究開発アシスタントエンジニアを募集し、応用物理学などを学んだ学生を採用したい」と経験値が高く即戦力になりそうな人材を探していると話していた。(3月9日)

 

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