今週の広東ローカルニュースを紹介

連休割引で自動車販売盛況

中大型新エネ車に買換需要

 中秋節、国慶節の大型連休に向け、自動車各社はかつてない価格サービスを展開。広州や周辺エリアでは複数のモーターショーが開催にされ、各ブースはいずれも多くの来場者で混雑したという。

とある車の購入を検討中の来場者は、2カ所の自動車展示ブースを回った後「割引を合計すると3万元を超え、今年自動車を購入すると本当にお得だ」と感想を述べた。また大型連休3日前、広州周辺の展示会、大型モール店、カーディーラーで消費者の購買意欲が高く、販促率、成約数も上昇。人気の車種は新エネ車で、PHEV(プラグインハイブリッド車)が最も注目を集めた。実際の販売数ではガソリン車やハイブリッド型も依然多くのシェアを占め、コスパ競争力があるという。広州では「買換え」ニーズの追い風もあり、定価25万元程度の中大型・新エネ車が関心を集めていた。(10月3日)


連休4日目観光客

昨年比65・9%増

 広東省文化旅行庁の発表によると、2023年中秋国慶節休暇の第4日目(10月2日)、省内150カ所の重点観光地を訪れた観光客数は延べ272万9000人で、昨年比65・9%増、対2019年比4・8%増であることが判明。また、省4A級以上の観光地には延べ352・9万人が訪れ、昨年比66・7%増加した。

珠海市では、文化資源や各種グルメイベントのほかに中秋節のライトアップなどのイベントを実施。訪れた人々は夜景と伝統文化で楽しませた。また雲浮市や羅定市では「夜市経済」が引き続き熱く、夜景と美食を楽しんだという。

さらに汕頭市は「2023年陸豊市国慶節凧揚げフェス」を開催し、祝日を盛り上げた。(10月2日)


連休も市民の電力供給守る

電力職員無休で保守対応

 中秋国慶節の8連休中、南方電網広東広州給電局の保守作業員は休まず勤務にあたり、気温60度に達する電気室で、重要イベントの電気供給や、緊急センターの保守出動要請に備えた。

広州天河供電局検修試験班の陳班長は、8連休の内5日間を当直した。彼が率いるメンバーは外地出身の若者が多いため、帰省し家族団らんができるよう配慮したという。2019年国慶節前夜の一時停電の緊張を今も忘れないが、設備技術の向上で電力供給の信頼性は上がっており、停電の可能性は減少していると言う。(10月3日)


10月~12月の広州気温

12月は寒くなると予想

広東気象台は、第四季度(10月~12月)の広州各エリアの平均気温はここ10年の平均より多少高くなると発表。ただ12月は寒波の影響で各エリアでは例年より寒くなるという。

同気象台は、第四季度の広州各エリアの平均気温を19・5~22・5度になるであろうと発表。ここ10年の同期より0・1~0・5度ほど高くなる。ただ12月は寒気の影響を受け、平均気温は例年より0・5度ほど低くなるようで、一部エリアでは3・5〜7・5度ほど低くなるという。また同時期の降水量は、ここ10年と比べ、1~2割ほど高くなると予測。10月中旬は熱帯低気圧の影響を受け、雨の日が多くなるという。(10月5日)


連休中のスポーツ施設

多くの利用者で大盛況

 深セン市では大型連休中、多くの公共スポーツ施設ではスポーツを楽しむ市民で大盛況。連休前は旅行などで設を利用する人は少なかったが、10月3日(火)以降は施設利用の予約者が増えたという。

10月3日から5日(木)にかけて、水泳やバドミントンなど、室内スポーツができる施設に予約が殺到。ほとんどの施設ではほぼ予約が一杯になったという。また、ランニング、バスケットボールやサッカーなどの屋外スポーツも人気が高く、こちらも予約の空きはなかったという。利用者からは「平日はみんなが忙しく、なかな集まれないので、連休中に予約しました」と話していた。(10月6日)

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最新号の電子版はこちらから

PAGE TOP