今週の広東ローカルニュースを紹介

8人乗り無人運転バス

南沙でスマート運行開始

広州日報によると、現在、灵山島尖で5台の8人乗り無人小型バスが試運転を実施していることがわかった。将来的には、地下鉄「横瀝」駅から灵山島間を環状運行し「横瀝」駅、「沙嘴中路」駅、明珠湾開発大厦、明珠湾展覧間、中交匯通中心、「雨洪公交」駅などに停車するという。

無人小型バスはシステムで完全制御。乗務員は同乗するがハンドル操作は行わない。また車輛全体に搭載した「眼」が様々な情報を感知。車両後部の2つの64光線レーダーは、200㍍以内の物体を3D認識し、距離、方位、運動状態を特定する。さらに車体近くの障害物は4つの死角レーダーで、360度検知が可能だという。

そのほかにも、同時に複数の目標物の距離や速度等を測定する㎜波レーダーや、前後の障害物を把握し自動駐車を実現する超音波レーダーなども搭載されている。(8月24日)


原付き走行レーン

政策見直し予定

 広州市は8月23日(月)、道路交通安全工作座談会を開催。交通業界の代表11名を招聘し、道路交通安全リスクの予防対策システムについて、意見提案を求めた。

広州の電動自転車関連管理政策の調整は最近、市民の大きな関心を集めて集めており、美団デリバリーの王明川氏は「生計に関わる問題」だと語った。白雲(広交)タクシー運転手の肖祝雨氏は、運転手がトイレや食事で臨時停車する際に駐車場所に困ると指摘。公安交通警察部門は、臨時停車場を増設し、罰則の撤回申請措置を整備していると回答した。

今回の政策見直しは2015年以来の再調整で、原付走行区域の見直しや車輛番号発行政策で、市民ニーズと交通管理のバランスを考慮する。(8月24日)


駐車場のマストアイテム

車輛レッカーの「神器」

 深セン市では車保有台数の増加に伴い、駐車場の満車が常態化。深セン市交通警察指揮センターには、毎日100件近い車輛レッカー要請があるが、最近この問題を解決できる「レッカー神器」が登場したと話題を集めている。

最近登場した「レッカー神器」は、各タイヤを固定し持ち上げると、4人で容易に車を移動させることが可能。車輛を動かすまでにかかる作業時間も3分ほどで手間がかからない。深セン市交通警察は駐車場管理会社に「レッカー神器」を配備するよう推奨しているという。(8月24日)


感染防止の訓練、実施

深センの総合大学で

 深セン晩報によると、新型コロナウイルス感染症感染防止対策の一環として、8月20日(金)、深セン市が管轄する総合学校「深セン信息職業技術学院」で新型コロナウイルス緊急処置訓練が行われた。

訓練では疾病コントロールセンターより、とある生徒が新型コロナウイルス感染症に感染し、指定病院に移送されたと報告を受けた所から開始。連絡を受けた学校関係者は直ちに生徒が住んでいた寮の封鎖を行い、隔離を実施した。その後、寮の一階ロビー、廊下、エレベーターや生徒の部屋を消毒。他生徒の心理的動揺を抑えるため、学校側は、WeChatを通じ、心のケアを行うといった訓練も行われた。(8月23日)


111歳、ワクチン接種

市民の健康を守る

広州日報によると、8月19日(木)、清遠連州市に住む111歳の楊氏が1回目の新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を実施。彼は連州市で一番高齢のワクチン接種者になったという。

連州市は「中国長寿の里」として有名で、楊氏のほかに100歳代の老人が多数存在し、同市はこれまで高齢者のワクチン接種を重視していたという。楊氏は60歳以上のワクチン接種が可能であると知った後、家族と相談し、ワクチン接種に登録を行った。

現在同市では、100歳以上のワクチン接種は順調に行われている。すべての市民の生命と健康を守れるよう、今後も関係者はワクチン接種を推奨していくという。(8月24日)

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