中国輸出入商品交易会
15項目のサービス向上措置
広州市で4月15日(火)「第137回中国輸出入商品交易会(広交会)」が開幕。イミグレでは期間中の通関をスムーズにするため、通関の利便性、貨物運搬保障、サービス向上、情報発信の4大領域で15の措置を打ち出し、標準化とサービス支援を高めることでグレーターベイエリアの開放と質の向上を行う。
白雲空港、琶洲中国香港中国マカオフェリーターミナルなど、5つの港では、広交会専用レーンを設置。臨時入国許可窓口の設置、臨時ビザの発給、外国語専用警察の配備が行われている。また、国際貨物の運搬ニーズに応えるため、空路と海路で通関手続きのスピード化を図り、白雲空港では重要もしくは緊急の貨物機を先に処理し、直行往復便、中継便を免除する等の措置を行う。さらに、ビッグデータ分析によるフライト動向や通関混雑情況等の発信を強化するという。(4月7日)
清明節の鉄道利用
春節超え過去最高
広州鉄道の発表によると4月4日(金)~6日(日)の清明節期間、鉄道利用者数は764万8000人を記録。この数値は昨年比71万1000人増(10・3%増)となり、清明節休暇の記録を更新した。
4月4日(金)の利用者数は303万8000人で、今年1月25日の春節記録246万人を上回った。清明節の小連休では、短距離や中距離の墓参りや春の行楽が主流で、旅行目的の利用もあった。
省別では広東省の利用客が470万6000人で昨年比9・8%増、湖南省が246万3000人で昨年比11・6%増、海南省が43万3000人で昨年比7・4%増であった。駅別では上位3駅が広州南駅、深セン北駅、長沙南駅だった。(4月8日)
天河城の華麗なる変身
3年リニューアル計画
30歳を迎えた天河城商圏が最近、3年のリニューアル計画実施を発表。封鎖型の建物から未来感溢れるモダン建築に生まれ変わり、駐車場の動線やハードインフラの改善、屋上空間を改造が行われるという。
天河城の新しい外観は、ダイヤモンドの輝きをイメージしたモダンな建築デザインとなる。責任者によると、リニューアル工事は2026年完成予定で、通常営業に影響はなく、合理的な工事計画と現場管理を実施するという。万菱匯の地下道も開通予定で、天河路と体育東路が地下で繋がるという。(4月8日)
補助運転中、居眠り
速度オーバーで罰金
広東交通警察は最近、高速道上で、自動車を補助運転モードしながら、居眠りをしている男性ドライバーを発見。1時間にわたり、制限速度をオーバーしており、罰金200元を科したという。
同交通警察はドライバーに対し事情聴取を行ったところ、ドライバーは「眠かったので補助運転モードに切り替え、走行していた」と話した。交通警察関係者は「補助運転モードは自動運転ではなく、安全性を過度に信じてはいけない。もし補助運転モードをオンにしても、ドライバーは常に周りの状況を確認しなくてはいけない。特にトンネルの出入口、工事区間などはハンドルを持っておくべきである」と注意を促していた。(4月9日)
第137回広交会
4月15日より開催
中国商務部は4月9日(水)午後、特別記者会見を開催し、4月15日(火)~5月5日(月)まで広州市で「第137回中国輸出入商品交易会(広交会)」を開催することを宣言。今回の広交会の展覧面積は155万㎡でブース総数は約7万4000個、出展企業は約3万1000社にも上るという。
広交会関係者によると、出展企業の中で輸出関係企業の出展数は前回より900社増え、3万社を突破。一方、輸入関係の展示数は約1600件で、50の国と地域より736にも上る企業が出展した。また今回の広交会で事前登録行っている海外バイヤーは17万人近く。「一帯一路」の関係国関係者は72%になっているという。(4月9日)