今週の広東ローカルニュースを紹介

第14回レガッタ中国杯

深センで開催

 深セン市大鵬大亜湾で3月23日(水)~26日(土)、セーリングヨットレース「第14回インターナショナルレガッタ・チャイナカップ」が開催。同レースは中国、アメリカ、フランス、オーストリア、ロシア、フィンランド、ノルウェー、シンガポール、マレーシアなどの国や地域から、多くの選手が参加した。

同大会は中国初の国際海上スポーツ大会で、初回は2007年に開催。これまで13大会が行われ、知名度や影響力はアジア一で、世界第三の国際ヨットレースとなっている。

今回は3年ぶりの開催で、催事組織委員会は選手らの活躍と美しい大鵬大亜湾に期待を寄せていた。委員会の王志強氏は「今レースは環境保護に力を入れ、『ゼロ炭素航行』をテーマに開催している。レースを通じて、人と自然が繋がり、多くの人が海洋環境を理解し、環境保護活動に興味や関心を持ってほしい」と語っていた。(3月23日)


公衆トイレ革命

今年349基設置

 広州市の発表によると、2020年12月末までに全市で建設された公衆トイレは494カ所(新設113、改修381)で、今年の建設計画は349カ所(新設128、改修221)だという。

2023年は「トイレ革命・3カ年計画」の最終年。市城管部門によると、22年は公衆トイレのデザインをよりクリエイティブにし、機能を改善を行い、利便性、美化向上させることを目的にトイレ革命を実施し、目覚ましい成果を上げたという。市は現在、農村の公衆トイレに清掃業務の巡回部隊を設置することや高徳、テンセント、粤省事等のオンラインアプリを使った公衆トイレマップの作成、利用評価サービスなどの提供に取り組んでいる。(3月23日)


第30回広州園林博覧会

広州に春の訪れ

 広州市では3月24日(金)~4月2日(日)まで「第30回広州園林博覧会」が開催。メインの参観ルートである広州雲道が無料開放された。また、「白雲山」、「広州市児童公園・流花湖公園」、「蘭圃」では、11の多彩な展覧会に加え、4つの関連イベントが実施されたという。

広州日報の取材によると「白雲山」ではフラワーアレンジ、音楽、エンタメなどが一体となったマーケットが開催。また「蘭圃」は、今回初めて展覧会のサブ会場に選ばれ、蘭を用いたアートが数多く展示されたという。(3月23日)


深セン航空

深セン-ロンドン再開

 深セン航空は深セン宝安国際空港で3月26日(日)、深セン-ロンドン間の復航式を開催。新型コロナウイルス感染症の流行以来、運行が中止されていたが、今後は月、水、金、土、日曜の週5便で運航を再開。中英両国のビジネスや国際交流を繋ぐ「空の架け橋」を築くと期待されている。

現在、深セン航空では11の国と地域の国際都市で直行便が運航。合計15の路線をカバーしているという。航空関係者は「今年は2019年時の国際線の路線数を完全に再開させることを目標にしている。アジア諸国の首都との路線を徐々に再開し、深セン経由ヨーロッパ行きのオ路線を拡充していくつもりだ」と話していた。(3月27日)


深セン大学

東京新宿に海外分校

深セン大学は今年4月より、東京新宿区四谷に海外分校「深セン大学東京学院」を開校。日本人および、そのほかの国籍を持つ人を募集対象としている。

同校は深セン大学の非独立法人に所属する教育学部。ビジネスに特化した「漢言語文学専攻」を初めて開設。副専攻として、経営管理やイノベーションなどに関わる経営学、プログラミング、クラウド管理などが学べる情報コミュニケーション学を選択することができるという。

同校長は「同校の特長は日本にいながらにして、最先端都市・深センの教育が受けられること。国際感覚あふれる環境で勉強ができます」と学校紹介を行っていた。(3月23日)

 

 

 

 

 

 

 

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