新学期直前の南方航空
児童単独搭乗をサポート
広州日報は夏休み期間の運行開始以来、中国南方航空では保護者が同伴しない児童単独搭乗サービスが人気となっていると報道。7月1日(火)~8月17日(日)までの累計利用者数は述べ7万5500人を超え、昨年比61・73%増加した。中でも、広州ハブ空港での累計利用者数は述べ1万800人以上で最も活況を呈しているという。
7月、中国南方航空は広州白雲国際空港で累計1万5400人にも上る単独で搭乗する児童をサポート。7月5日(土)~6日(日)の週末だけで1900人が利用し、昨年ピーク時から更に23%増加した。「今年7歳になり、初めて一人で飛行機に乗せます。でもフタッフがずっと付いてくれると聞き、安心しました」と今回のサービスを利用した保護者の張氏は語る。南方航空の対象児童は満5歳以上~12歳以下で、直行便のみ申請可能だという。(8月19日)
全国で記録的暑さ
広州意外に涼しく
一年で最も暑いと言われる「三伏」が8月18日(月)に終わりを告げた。今年は7月20日(土)~8月18日(水)までの30日で、中国天気ネット統計によると、全国平均気温が23・21度に達し、2024年の23・24度に次ぐ史上2番目の暑さだった。
一方、広州では今年の三伏期間の平均気温は27・9度で、1951年~2024年までの平均気温より0・8度低かった。関係者によると、この期間広州では降水量が多く、深刻な影響を与えるほどの豪雨が発生したことが原因だという。
中国天気ネットでは、三伏終了後も南方では高温多湿の「サウナ日」が状態化し、平均的な秋入りは11月9日頃で、まだ2カ月以上かかるという。(8月19日)
新疆で無形文化遺産展覧会
深センから7団体出展
新疆和田地区で開催されていた「2025新疆展(新疆是个好地方)」8月19日(火)に閉幕した。同イベントは新疆ウイグル自治区ほか25の省から435の無形文化遺産代表プロジェクト、383の無形文化遺産継承人が参加し、深センからは7つの無形文化遺産団体が出展した。
深センの参加団体は、南澳ウニ粽の製造、鳩卵糖水(シロップ菓子)の製造、白氏伝統薬香の製造、鍔瓷(磁器修復)、上川黄連勝の獅子舞、潮州彩釉陶芸などで、美食が完売する等の盛況ぶりであった。(8月20日)
広東の配送料が値上げ
低価格競争に終止符を
広州日報は申通、円通、中通、韻達などの宅配業者の最低配送料が8月4日(月)より、1件につき0・40元の値上がっていると報道。国家発展改革委員会と市場監督管理総局の要求に基づき、今後、宅配業者は配送料の原価が1・40元を下回ってはならず、もし違反すると、罰せられるという。
現在の宅配業者は増収増益がない状態が通常かしており、各業者、低価格競争が起きていた。そのため宅配業者の収入は低くなり、サービス低下につながっていたという。
宅配業者関係者は「今回の値上げで不毛な低価格競争にピリオドが打たれることを期待している」と話していた。(8月20日)
上海便、搭乗手続き不要
空の移動がより便利に
中国南方航空は8月20日(水)より、広州白雲国際空港―上海虹橋行きの一部の便で、チェックイン手続きが不要となるサービス「一刻搭乗」を実施。これによりサービス利用者はフライト時間15分前に搭乗口にいれば飛行機に搭乗できるという。
同航空は7月8日(火)より、広州白雲国際空港―北京大興国際空港を往復する便でこの「一刻搭乗」サービスを実施。そして今回、上海虹橋空港便にも適用することで。さらなるサービスの拡充を図ったという。同航空会社の関係者は「広州-上海虹橋便はビジネスマンの利用者が多く、一刻搭乗のサービスは支持されている」と話していた。(8月20日)