今週の広東ローカルニュースを紹介

広州国際生物島

6・6㌔のモデル緑道完成

広州市黄埔区で近日、広州国際生物島の生態モデル緑道の建設が完了した。バージョンアップした環状緑道は全長6・6㌔で、附近のビジネスパーソンらの癒しスポットとなっている。

舗装建材は吸水性、クッション性、耐久性、防音性、滑り止め効果が高く、ジョギングに訪れた陳さんは「生物島は益々きれいなった。ランニングコースは快適で、美しい河の景色を見ながら気持ちがいい」と語る。

広州国際生物島のモデル緑道は、広州市委員会市政府が全市6カ所の重点緑道として建設し、人と自然が共生する海浜生態空間を創造する。「島・水・天・樹・花」の自然テーマと既存の緑道を基に、海浜道、ランニングコース、サイクリングコース、休憩エリアがある。また、8つの海浜公園、水墨園、陳氏大宗祠、启得威尔登酒店、官洲生命科学創新センターなどと共に一体的な環境整備を行う。(4月8日)


深センと姉妹都市

ビデオ共有会実施

深セン市民センターで4月7日(火)、深センと友好都市のバルセロナを繋ぐビデオ会議が行われ、新型コロナウイルス「COVID―19」に関する意見交換が行われた。

これは3月26日(木)にポーランドのポズランと行った「深セン経験」共有会議の第二弾で、市人民政府外事弁公室蔡颖主任の指揮の下、市衛生健康委員会、市応急管理局、市場監督局、市第三人民医院などの関連責任者が参加した。

同ビデオ会議では、バルセロナの問題について、深セン側から詳細な回答が行われ、深セン市が新型コロナウイルス感染対策で積み上げた特殊な経験を共有した。今後はブリスベンやロシアのカザンなどともビデオ会議を予定しており、マスクや防護服等の物資支援も併せて行っていく。(4月8日)


珠江新城駅がリニューアル

3号線、5号線乗換安全に

「珠江新城」駅の改造工事が4月10日(水)から始まり、工期は半年を予定している。

現在は中央にキャッシュレス乗車エリア、四隅に乗車券購入エリアが設けられているが、改造後は中央に券売機、四隅にキャッシュレスエリアが置かれる。また、3号線から5号線の乗り換えは、最寄りのエスカレータから乗り換えホームへ移動し、これまでのようにホームを横断する必要がなくなる。今回のリニューアル工事では、朝晩の通勤ラッシュの混雑を緩和し、乗客の安全を確保するのが狙いだという。(4月8日)


6月中旬、広交会開催

オンライン方式

中国国務院常務会が4月7日(火)に召集され、年2回、広州で開催される貿易展示会「第127回中国輸出商品交易会(通称、広交会)」が6月中下旬、オンラインで開催されることが決まった。

対外経済大学国際経済研究院の副院長は「中国デジタル経済の発展は、オンライン形式での広交会の開催を可能にした。国内外のバイヤーの強い要望にも応えることが可能だろう」と語る。そのほかに、会議内では「近年来、越境ECビジネスは新たな外国貿易のスタイルとして注目を集めている。今後は越境ECビジネスの優位性を最大限に発揮しなくてはならない」とし、新たに46の越境ECビジネス総合試験区を設立することも決定した。(4月8日)


新運行表が登場

便数が増加

深セン駅によると、鉄路部門は4月10日(金)より、新たな列車運行表に基づき、ダイヤを運行すると報告。深セン地区の各駅では、ダイヤ調整が行われた。

今回の列車運行表の調整で、広州市―東莞市―深セン市―中国香港を結ぶ「広深港高速線・動車組」が最も多い時で1日242輌運行。また、杭州市―深セン市を結ぶ「抗深線・動車組」では1日145・5輌も運行する。さらに広深城際動車組は繁忙期、1日92輌になるという。

また深セン駅では新たに郁南方面と三亜方面の列車が新たに運行。

深セン東駅は西寧方面、深セン北駅では長沙南方面の列車が新たに運行されることもわかった。(4月9日)

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