ミュシュラン掲載店
いつもは中華ローカルレストランばかり追いかけていたわてが、グローバル化! 調査対象範囲を世界の料理まで広げたで~。さて、記念すべき一発目に潜入調査したのは「漫活堂」。ここは21年版ミュシュランガイドで星を取ったこともある人気店で、広東の人気グルメ動画「品城記」でも取り上げられていたわ。その動画のリポーターが「ニュージーランド産ラム肉」を使ったラムステーキが美味いとベタ褒め。そのほかにも、黒トリュフやファグラを使った創作料理なども食して、ここは総合的に美味しいと太鼓判を押していたな。
オリジナル洋食が魅力
潜入調査をしたのは平日13時ごろ。スタッフは外国人慣れしているようで、とても親切で好感が持てたわ。さて、わてが注文したのは「炭烤新西蘭羊排(ラムチョップ)」(258元)、「法式填罐鵝肝醤(フランス式ファグラパテ)」(98元)、「松露菅面(黒トリュフパスタ)」(88元)の三品。ラムチョップは臭みはなく、柔らかくジューシー。ただリポーターが言うほどの「特別感」は感じず「やや高い」と低評価。一方、ファグラパテは酒好きのわてが好きな味わい。赤ワイン入りラズベリージャムがええアクセントになって、パンがなくなってもパテだけ貪り食っていたな。あとカボチャソースを使った「黒トリュフパスタ」は、一緒に行った女性スタッフが「これが一番美味しい」と激推し。黒トリュフの芳醇な香りが、薄汚れたわてを少し浄化してくれたわ。
ちょっとお値段はするけど味は問題なし! 贅沢ランチをしたいと思ったら、行ってみててや。
人気イタリアン
4月に入り、心機一転! ジャピュラン・新企画が始まったばい。今回から、国際色豊かな深センの外国料理を紹介していくよ。第一回目は、中国最大の口コミサイト「大衆点評」で深センの2021年「必吃榜(行くべき店)」に掲載されたイタリアンレストラン「ガンベロ・ロッソ」ばい。サイト上では、種類豊富なピザと、雰囲気のよか店構えが受けとるようちゃ。中でも気になったのが、人気メニュー№2の「トムヤムクン海鮮パスタ」。イタリアンとタイの融合に、ばり心惹かれたばい。
スーパークリスピー
お店は全席オープンテラスの開放的な内装。到着したのは平日の14時頃で、ピーク時が過ぎたせいか、お客さんは私ともうひとグループだけやったばい。私が注文したのは、看板メニューのパロマハムピザ「伝統帆尓瑪火腿披薩」(98元/12寸)とトムヤムクン海鮮パスタ「特製冬陰功海鮮面」(68元)。ピザはばり薄皮生地で、持ち上げると耳がほろりと崩れてしまうほどのサクサクな食感に感動! ハムの塩気も丁度良く、うまか~。また、気になる「トムヤムパスタ」は、ムール貝、海老、イカが入った豪華なイカ墨パスタ。味わいは、トムヤムクンちいうよりも、ピリ辛なトマトの風味が強く感じられたばい。もちっと麺に絡むしっかりとしたソースが絶品やったよ。
コロナが収まり、レストランが再開したら、今度は夜景も堪能できるディナータイムに行きたか~。お手頃価格のハウスワイン(28元/1杯)を合わせて、外で食事ができる喜びを満喫したいっちゃ。