「熟成豚バラ肉」や「マグロ漬け」(55元)をつまみに、腰を落ち着けて飲み語ろう
ママの手作り料理
真っ白なのれんをくぐると、そこは懐かしい風景。
こぢんまりとした小料理屋風の店内はカウンター9席のみ。
カウンターの奥では、真っ白な割烹着を着たジュンジュンママがにっこりと微笑む。
ホッとして思わず「ただいま」と言いたくなってしまう。
ここで提供するのは、ママお手製の素朴な家庭料理。
口の中でとろける「豚の角煮」(38元)や、ひじき、肉じゃが、
筑前煮といった「煮物」(各38元)など、ほっこりする料理が並ぶ。
昆布で丁寧にダシをとる合わせ味噌の「豚汁」(20元/杯)は、
飲んだ後にも注文したい。
すべて手書きのメニューには愛情があふれる。
いずれも和食を得意とするママの腕の見せどころ。
無論、流暢な日本語を話すママとの気さくな会話が、何よりものご馳走だ。
素朴な家庭の味
そんな家庭料理の中から、今回はママ特製の「熟成豚バラ肉」を半額でご提供。
さらにキリンビールも1缶サービス。
熟成させることで旨味を凝縮したバラ肉をサッと焼いたシンプルな料理は、
ビールにもお酒にもしっくりくる。
キレのある辛口の純米酒「龍勢」や、珍しい栗焼酎「古丹波」(890元/720㍉)など、
酒の品揃えも小粋だ。
また、事前予約(3日前)で「家庭料理コース」(150元~/人)も可。
事前に告げれば、魚の煮付けも用意してくれる。
帰りたくなる和風バーが、広州にはある。
info
住所:広州市天河区天河南一路六運三街3号101室
TEL:150-1335-2662
営業時間:18時~24時(日曜は休み)
席数:9席
予算:150元~(チャージ50元)
~広東ジャピオン2015年9月7日号